SDGsへの取り組み

環境に対する教育と保全実践活動が評価され、「まちだ3R」初の受賞に

2022.07.11

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玉川学園が位置する町田市では、一般廃棄物の原料や適正排出に積極的かつ組織的に工夫を凝らし取り組んでいる事業所を「まちだ3R(リデュース・リユース・リサイクル)賞」として2018年度より表彰しています。玉川学園は2021年度に初めて応募。この年に受賞した5事業所の一つとして受賞が決定しました。

「自然の尊重」を教育信条の一つに掲げ、環境を大切な教育資源として捉えてきた玉川学園。これからの時代、自然に親しみ、環境を維持していくことは、学問や芸術、スポーツなどから得られるものと同様にかけがえのない経験になるという考えから、各ディビジョンでさまざまな取り組みを行ってきました。

幼稚部年長組がキャンパス内北斗館廃棄物集積所を訪れ、正しいゴミの分別方法を理解する

一例として、幼稚部では植物の栽培やゴミの捨て方について指導を行い、小学部では児童による環境問題についてのまとめや意見の発信を実施。中学部での通学路のゴミ拾い活動や高等部でのラウンドスクエアによる国際会議への参加、大学での環境に関する研究など活動は多岐にわたり、生徒や学生は日々環境への意識を高めています。また事業体としても省エネルギー活動に努めると同時に新校舎建設の際には環境性能にも配慮するなど、学園全体で持続可能な社会の実現に向けたさまざまな教育、施策を行っています。

「学園全体で『環境教育』と『環境保全実践』に取り組み、さまざまな活動を行っていること」、「集められたごみについて分別の誤りがないか確認してごみを出していること」などが町田市に評価され、今回の受賞に至りました。授賞式で「今後も地域環境だけでなく世界環境の保全にも目を向けながら、3Rを実践していきます」と語った小山豊総務部長。今後もより一層の環境教育に取り組んでいきます。

前列右から3番目石阪町田市長、4番目小山豊総務部長、後列右から3番目総務部管財課栗原課長補佐