教育実習・介護等の体験

教育実習

玉川学園での教育実習

教育実習は実際の教育現場で学習をするもので、児童・生徒に多大な影響をおよぼします。気軽に受講できる性質のものではありません。したがって、教育実習の受講にあたっては、本学内で行う教育実習事前指導の受講および本学が定める受講資格(修得科目単位等の規定)を充足することが必要です。なお、本学では、一部の地域を除き出身校や居住地近隣で実習校を自己開拓する方法が一般的ですが、要件が整えば、学内に併設されている玉川学園K‐12(幼稚園から高等学校)での教育実習も受講できます。

受講の時期

教育実習に際しての詳細は、実習受け入れ校の事情により決定します。基本的には、教育実習校の年間授業計画にそって受講の時期を定めることになります。そのため、早い時期に教育実習受講資格充足までの学習計画を立て、およその目安をもって、教育実習希望校へ受け入れの依頼を行います。受講の時期は、原則3年次となります。しかし、地域によっては特別な手続きを要し、4年次になるところもあります。

教育実習

STUDENT VOICE

子供たちとの距離が近づいた、有意義な4週間。
小学校コース
野田 裕彦さん (東京都在住)

教育実習受講のための要件をスムーズに充足するために、入学後、計画的に学習を進め、2年目の秋に東京都の公立小学校で教育実習を受講しました。直接、児童と関わる教育実習では、大きな責任が生じます。事前指導で、授業計画の立て方や授業の進め方、心構えや声がけの方法などを学んだことで、現場に臨む自信が持てたと思います。実際、教壇に立つと想像以上の緊張です。でも、子供たちとの距離が近くなるにつれ、楽しさを感じる瞬間が増えていきます。授業中、ある児童の発言を褒めたところ、それをきっかけに、その子が活き活きとし始め、今までやらなかった給食の配膳も手伝うようになりました。本気で褒めることが、子供を変える力になるのを実感できたのは、大きな収穫だったと思います。いつも笑顔で決して苦労を見せない先生たちの姿を見ながら、いつか自分も魅力的な授業で子供たちを楽しませたい!その思いを強くした4週間でした。

介護等の体験

介護等の体験イメージ

小学校・中学校の教員免許状を取得するためには、「介護等の体験」が必要になります。「介護等の体験」とは、特別養護老人ホームなどの社会福祉施設で行う体験と、特別支援学校で行う体験との2種類に大別され、それぞれにおいて決められた期間での体験が必要になります。体験の主な内容は、障がい者、高齢者などとの交流や介護、介助のほか、受入れ施設・学校職員の業務補助などが想定されています。体験の期間は、特別養護老人ホームなどの社会福祉施設で5日間、特別支援学校(盲・聾・養護学校)での体験が2日間、合計7日間です。

体験先・時期の決定について

「介護等の体験」の申し込みについてはすべて大学が一括して行います。社会福祉施設の体験は各都道府県の社会福祉協議会、特別支援学校(盲・聾・養護学校)の体験は各都道府県の教育委員会が窓口となります。 一部の地域では、体験時期などの希望調査を行う場合もありますが、一般的には社会福祉協議会、教育委員会から指定された期間に、指定された施設・学校で行うことになります。

介護等の体験

STUDENT VOICE

自分らしさを伝え合う大切さを教えられた。
小学校コース
西島 晴香さん (静岡県在住)

特別養護老人ホームでの介護等の体験は、勤務する中学校の教室運営とは全く異なるやり方が求められました。人との触れ合いが、必ずしもそれぞれの満足につながらないのです。体験4日目に、90歳くらいの入所者の方が落ち着かないので心配したところ、ずっと私の声が届いていなかったことに気づきました。私自身は、丁寧に声をかけていたつもりでしたが、逆に寂しい思いをさせてしまったようでした。施設は、学校のように時間で枠を決めません。一人ひとりのその時の気持ちやしたいことに寄り添う形ですべてが進みます。いろいろな人生を歩まれた方との交流を通じて、自分らしく生きることの大切さを教えられた気がします。子供たちにも、お互いの自分らしさを伝え合うようにしたいです。

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