安心安全な学修環境「玉川の丘」へ

2025.03.01
仁藤 喜久子

2024年4月、教育学部乳幼児発達学科に着任しました、仁藤喜久子と申します。現在、通信教育課程では、夏期スクーリング「保育内容指導法環境」等を担当しています。わたくしも通信教育課程で、「幼稚園教諭免許」と「小学校教諭免許」を取得いたしました。玉川の丘には多くの研究・教育施設があります。また、安心して勉学に励むことができる自慢のキャンパスです。

ワクワクする教育環境

  • 玉川学園は61万m2(東京ドームグランド47面相当の広さ)に、幼稚部から大学院まで全ての校舎が一つの敷地内にあります。大学には授業教室だけでなく、体育施設や音楽施設、図書館、食堂があります。また、春夏秋冬色とりどりの花が咲き自然豊かな環境です(写真1・2どんぐり)。タヌキやハクビシンなどの野生動物が生息しているそうです。とてもワクワクする教育環境ですね!
  • わたくしが担当する夏期スクーリング「保育内容指導法(環境)」の授業では、幼稚部の園庭や幼児・児童が利用する図書館、教育博物館、LED光源を用いたレタス研究施設等の見学を実施しています。学園の物的環境や自然環境を活用し、どのような保育活動ができるのか、アクティブ・ラーニングをとおして実践的な学修をしています。
  • 大学の図書館には約100万冊の蔵書があります。1040席の座席が準備され、集中して課題に取り組むことができる施設です。図書館は平日9時~21時、土曜日~17時利用可能です(詳細はHP等でご確認ください)です。大学に登校した際は、先生、仲間、沢山の本と出合って欲しいと思います!

安心して学修できる環境

通信教育課程のみなさんが安心して学べるよう、職員の方々が一丸となって玉川の丘を見守ってくださっています。以下、学園の防犯・防火防災・救急についてご紹介します。

  • 防犯対策
    • セキュリティセンター:24時間、365日、学園の安全を守っています。
    • 警備車両を設置:緊急搬送用の車両を1台所有しています。
    • 人的環境:各出入口には警備隊の職員の方々が常駐し、幼児・児童・生徒・学生のみなさんを見守っています。
  • 防火防災対策
    • 消火器の設置:学園内には1,300本前後の消火器を設置しています。
    • 消火栓の設置:12箇所、水槽の設置数:8箇所設置しています。
    • 消防車の設置:可搬ポンプを積載した消防車(写真3)を1台所有しています。
    • 「自分のことは自分で守る」「自分たちの学校は自分たちで守る」という理念のもと、学園には「自衛消防隊」や「学生防災ボランティア隊」の組織があります。
  • 救急対応(緊急対応)
    • AEDの設置:2025年2月現在、学園内にはAEDを35箇所設置しています。
    • 保健センター健康院:診療所を1箇所設けています。医師、看護師が在住していますので、体調不良や怪我の際はご利用ください(詳細はHP等でご確認ください)。
    • 緊急事案の発生時:セキュリティセンターと健康院が連携して対応しています。
  • 震災・風水害・雪害対策
    • 大規模災害時:学内で避難所生活をする状況を想定して、3日分の食料・飲料水・毛布・救急医薬品・日常生活品・仮説トイレなどを備蓄しています。
    • 電線の地下埋設下:電線が地下にあることで、自然環境や景観が保たれています。

以上、学園の学修環境を紹介いたしました。
2025年度夏期スクーリングにて、みなさんにお会いできるのを楽しみにしております。

写真1 どんぐりネックレス
写真2 どんぐりゴマ
写真3 消防車

引用・参考文献

プロフィール
  • 教育学部教育学科 乳幼児発達学科 准教授
  • 最終学歴:日本女子体育大学大学院 スポーツ科学研究科修了・玉川大学大学院 教育学研究科修了
  • 専門:スポーツ科学・教育学
  • 職歴:東京福祉大学社会福祉学部 助教・鶴川女子短期大学幼児教育学科 講師・仙台白百合女子大学人間学部 准教授
  • 著書:「オンライン授業に対応乳幼児の健康〈教育・保育に向けた計画と実践〉」大学図書出版,2023,共著・「教えと学びを考える学習・発達論」玉川大学出版,2022,共著・「オンライン授業に対応乳幼児・児童の運動あそびと表現あそび~からだと心を育む指導法~」,大学図書出版,2022,共著
  • 学会活動:日本保育学会・日本児童学会・日本小児保健協会・日本幼児体育学会・日本自然保育学会