OB・OGの活躍

教員免許状取得コース

日本の未来を担う子供たちに
海外で学んだからこそ知った「世界」を伝えたい

INTERVIEW

  • 篠崎 健 さん(神奈川県在住)
    2023年3月 小学校1種免許状取得
    大田区立矢口小学校教諭
篠崎 健さん
小学校の教師を志し、母校で通信教育をスタート

教師1年目、1年生の担任として子供たちの成長する姿を見るのが何よりのやりがいであり、楽しみであることを実感する日々を送っています。
私は大学卒業後の米国への留学経験を経て、小学校の教師を志しました。自分の海外体験を強みに子供たちに「世界」を伝え、日本と世界の架け橋となるような人を育てたいと思うようになったからです。勤務していた会社を退職し、将来を見据えて子供向け英会話学童の講師をしながら、母校の通信教育課程で教員免許状取得を目指しました。「学び~実践~応用」という自分を成長させるサイクルが身についたのは、玉川の学びをすぐに職務で実践できる環境があったからだと感じています。その経験は教師となった今も大いに役立っています。また、玉川の先生方がおっしゃっていた「子供に寄り添い褒めること」は常に意識し、実践しています。

子供たちに「世界」を伝える授業づくりを試行錯誤中
篠崎 健さん「学級がみんなにとって“安心”できる場所であるために、いつも子供の気持ちになって考え、語りかけています」(篠崎さん)

玉川では多くの講座を受講しましたが、「教職課程特別講座」では子供の目線に立ったワークシートを初めて閲覧し、教材研究の方法や授業の進め方を具体的に学ぶことができました。そして、その学びは教育実習中の授業計画の立案や教材の扱い方の工夫に生かされました。最終日に泣きながら歌ってくれた子供たちとともに過ごした教育実習は、一生忘れられない思い出になったと同時に、教師という道を選んだ自分を後押ししてくれた貴重な経験となりました。
現在、当初の目標である「世界」を伝える授業づくりの実現に力を入れています。今年度は英語だけを使う算数の授業を行う予定で、今後は英語による他の科目や海外との交流なども構想中。自分の学級から一人でも多く世界に羽ばたく人を育てたいと夢見ています。

本学での学びQ&A

学修時間の確保は?

やはり時間の確保が最大の課題。空き時間はとにかくレポートを書きました。仕事がある日は勤務先近くのハンバーガーショップで始業前と終業後に1~2時間ほど学修。休日は一日中レポートに取り組むこともありました。

玉川の魅力は?

教員免許状取得から採用までのスケジュール、履修方法やレポート提出方法・期限など、すべての情報がオンライン上でわかりやすく明確に示され、目標達成に向けた計画を立てやすい配慮がなされていたことです。自宅学修のための補助動画の配信など、学修環境も整っていました。

印象に残った科目は?

八嶋真理子客員教授の「生活」です。低学年のつまずきや地域を知ることの大切さなど、1年生担任として今の職務に生かしています。また児童への声がけや保護者対応など教師として知っておくべきことを多く学ぶことができた科目でした。

玉川で素晴らしい教授陣に出会い、
教師への思いがさらに固く、強く!

INTERVIEW

  • 宮嶋 大輔 さん(東京都在住)
    2022年 小学校1種免許状取得
    板橋区立志村第六小学校教諭
宮嶋 大輔さん
発達心理学を深く学んで
教師への道に踏み出した

4年制大学で心理学を専攻していた私は、もともとは臨床心理士の資格を取得することを考えていました。しかし、発達心理学の学びを深める中で教育への関心が高まり、「実際に子供の発達や成長に関わることができる教師になりたい!」と思うようになったのです。
小学校免許状取得のために、大学卒業後に働きながら通信教育で学ぶことを決意したのは3年生の時。通信教育の合同入学説明会に参加し、いくつかのブースを訪れ、入学から教員採用試験に合格するまでのプロセスを一つひとつ確認しつつ、親身に相談に応じてくれたのが玉川大学でした。もともと「教育の玉川」という評判は耳にしており、教員養成への並々ならぬ意欲を感じ、玉川で学ぶことを決心しました。

スケジュールをしっかり立て、学修習慣をルーティーン化

卒業後はアルバイトで生活費と学費を稼ぎながら学修に取り組みました。毎日コンスタントに学ぶ習慣を身につけるため、夕方仕事が終わったら近隣の図書館や公民館などの学修ができる施設で22時まで勉強して帰るというルーティーンを自分に課しました。もちろん事前に年間の履修計画を立てておくことが大切です。働いていると何かと計画通りに進まないこともありますので、自分が立てたスケジュールより早めにレポートを提出することを心掛けました。大学時代の友人も、玉川大学で小学校免許状取得を目指して学んでいたので、お互いに励まし合いながら学修を進めることができました。友人とは教師になった今も、仕事に関する情報交換を続けています。
スクーリングで感激したのは、小学校校長をはじめ学校現場や教育委員会でさまざまな経験を積んだ教授陣の存在です。現場に即した実践的な授業はすぐに活用できるものばかりで、授業づくりや学級経営のポイントについても長年の経験に裏付けされた貴重なお話を聞くことができました。現在の教育現場で大いに役立っています。

教育実習で出会った「労作教育」の魅力

教員を目指す上での大きな分岐点となったのは、教育実習です。私は出身地の名古屋市ではなく、玉川学園小学部で1ヶ月間の実習を行いました。初めての授業は緊張の連続。テキストで得た知識と現場での実践の差を思い知りながら、それでも子供たちと向き合って過ごした時間は「必ず教師になる!」という意欲をかき立ててくれました。
小学部での教育実習は、玉川学園創立者・小原國芳先生が大切にされていた「労作教育」の意義を深く理解する貴重な場にもなりました。子供たちが畑を耕し野菜や稲を育てる体験を通して、お互いに協力し合うことや勤労の大切さに気付き、学修に生かす姿を目の当たりにしたことで、体験学習の重みを再認識させられました。
教師が明確な児童の理想像を持ち、一人ひとりの成長を促すために、あえて子供たちの前に立ち塞がる「壁」となる指導にも感銘を覚えました。子供たちは「壁」を乗り越えていくことで、人として生きていくための力を身につけていくのです。まさに教育の原点であり、私もそうした教師を目指したいと思いました。

6年後の子供たちと自分の姿が楽しみです
宮嶋 大輔さん

教師1年目の今は、1年生の担任を務めています。思い通りに進まないことも多いのですが、何より子供たちの日々の成長を感じられるのがこの仕事のやりがいです。同僚教師の子供への対応や授業の進め方からも学ぶことが多く、自分が理想とする教師像に少しでも近づくことができればと頑張っています。
また、ITの進展やコロナ禍によって「実体験」が少なくなっている子供たちのために、玉川での「労作教育」を参考にした教育実践ができないかを模索中です。
担任しているクラスの1年生たちが卒業する6年後、子供たちがどれくらい成長しているか、そして自分自身がどれだけ教師として成長できるか……どちらもとても楽しみにしています。

本学での学びQ&A

玉川の魅力は?

学校現場はもちろん、教育行政にも精通した経験値の高い教授陣です。スクーリングや教職講座を通して、指導法だけでなく、子供たちと信頼関係を築くにはどうアプローチしたらいいのか、レクリエーションに関する事項など、幅広くご指導いただいたことは今でも私の財産です。教員採用試験対策でも具体的なアドバイスをいただき良い結果につながりました。

印象に残った科目は?

選ぶのが難しいですが、一つあげると「生活科指導法」です。それまで認識していなかった生活科の意義や指導についての知識のほか、担当の八嶋先生には教員同士のコミュニケーションや協調の大切さ、教師という仕事の楽しさと辛さの両面など、幅広く率直な言葉で教えていただいたことが印象に残っています。

発見したことは?

玉川の教育支援システム「EduTrack」などICTを活用した学びの経験から、小学校でのICT活用の可能性について考えるようになりました。たとえばイラスト入りのPowerPointなどを活用し、児童一人ひとりの習熟度に合せた学修ができる教材づくりに取り組みたいと思っています。

児童の成長のきっかけをつくってあげられる、
そんな教師を目指して日々頑張っています

INTERVIEW

  • 田中 康紀 さん(神奈川県在住)
    2018年 小学校1種免許状取得
    南足柄市立南足柄小学校教諭
田中 康紀さん

小学校教員として3年目。1年目から4 年生、2 年生の担任を受けもち、今年度は特別支援学級の担任と、毎年新しい経験を積みながら、教員として一歩一歩成長することを目指しています。この仕事の素晴らしさはなんといっても子供たちの成長を目の当たりにできることでしょう。1年目に担任したクラスの児童が、今は6年生として成長している姿を見るとうれしくなり、この仕事を選んで良かったと心から思います。
私は大学の経営学部を卒業後、大手企業に就職。人事・総務部門で採用や社内教育の仕事をする中で、かつて憧れていた学校教員への夢が蘇ってきました。次第にその夢が大きくなり、悩みに悩んだ末、7年間勤めた会社を退職。一度きりの人生を悔いなく生きようと、玉川大学通信教育課程の門を叩きました。学費の安さや問い合わせ時のレスポンスの良さが玉川を選んだ決め手でした。

田中 康紀さん「一日に一つでも子供に『楽しかった』という思いを
味わってもらうこと」が田中さんの願い

しかし、入学後に自宅に送られてきた膨大な量のテキストに呆然(笑)。そして最初に書いたレポートも不合格(D)の成績をいただき、果たして教員免許状を取得できるのか不安になることもありました。そんな不安を解消してくれたのはスクーリングなどで出会った仲間や大学の教職員の方々の支えでした。とてもお世話になった中村敦先生がスクーリングの「教育実践演習」で問いかけられた「どんな教師を目指したいのか?」という言葉は今も私の心の中に響いています。「主役は児童。彼らの成長を促すきっかけづくりができる教員になりたい」。今ならそう中村先生に答えたいと思います。

通信教育でもっとも大切なのは
「ぜったい教師になる!」という志です

INTERVIEW

  • 小林 未沙 さん(神奈川県在住)
    2017年3月 小学校1種免許状取得
    愛川町立中津小学校教諭
小林 未沙さん

何事にも自信の持てない小学生だった私を変えてくれたのは、さまざまなことに挑戦する大切さを教えてくれた中学の担任の先生でした。先生の指導のお陰で、少しずつ自分に自信がつき、高校時代は、憧れだったダンスドリル部に入部し部長を務めるまでになりました。
その経験から私も子供に勇気を与えられる教師になりたいと思い、大学法学部卒業後、すぐに玉川の通信教育課程に入学しました。大学で中学校の社会科教諭免許状は取得していましたが、どうしても自分のように自信の持てない小学生に寄り添える教師を目指したいと思ったのです。
通学課程と異なり、通信教育にはすべてを自分で律しなければならない厳しさがあります。自分に甘えることなく、決めたスケジュール通りに勉強を進めるよう必死で取り組みました。それでも提出したレポートでなかなか合格点をいただけなくて、くじけそうになったこともあります。そんな時は「ぜったい教師になる!」という気持ちを思い出して自分に〝喝〟を入れました。夏のスクーリングでは玉川の先生たちの熱い指導に直接触れ、同じ志を抱いた仲間との交流を通して教師への意欲を新たにすることができました。
現在、元気いっぱいの3年生の担任として教師になった喜びを日々実感しています。中学校の恩師のように、私も一人ひとりの可能性を伸ばすことのできる教師を目指して経験を積んでいきたいと思っています。

司書資格取得コース

目的を持って学び、先生や仲間との出会いがある
玉川での日々は私にとって「第二の青春」でした

INTERVIEW

  • 武田 美菜子 さん(東京都在住)
    2014年9月司書資格取得
    2015年12月学芸員資格取得
    町田市立さるびあ図書館司書
武田 美菜子さん
アルバイトをきっかけに資格取得を思い立つ

市立図書館の司書として、館内業務のほか、移動図書館車での定期巡回や保育園、学童保育クラブ、地域のイベント参加など、市民の方々に本に触れる喜びを味わっていただくために日々の業務に取り組んでいます。
司書になったきっかけは、町田市民文学館でアルバイトを始めたことでした。仕事にやりがいを感じ始めていたときに、同僚から司書や学芸員の資格取得を勧められました。当時は子供がまだ小さかったため、資格取得には自分のペースで学べる通信教育が良いと考え、自宅から近い玉川大学の通信教育課程への入学を決めました。司書と学芸員の両方の資格が同時に取得できることも大きな魅力でした。

レポート作成の苦労が図書館への就職に結びつく
武田 美菜子さん約3500冊を積んだ移動図書館車で市内各地に“出張”することも

まずは司書資格取得を目指して学修をスタート。最短1年で取得可能でしたが、私は子育てとの両立を考え、1年半かけたゆとりあるスケジュールで学修計画を立てました。レポートがなかなか合格点とならない科目も、先生からの添削を頼りに粘り強く書き直しました。その甲斐あって文章力がかなり上達したように思います。
実は、完成度の高かったレポートを、司書の採用試験時にお守り代わりに持参しました。なんと偶然にも論文試験でそのレポートと関連するテーマが出題され、驚きとともに、玉川での確かな学びへの感謝の気持ちが湧き上がりました。
学芸員資格のための学修は、司書として働き始める前から着手しました。思うように進まないこともありましたが、目的意識を持った学びは楽しさが上回るというのが実感です。スクーリングでの先生方や仲間との出会いも宝となり、今振り返るとまさに「第二の青春」だったと思います。

本学での学びQ&A

学修時間の確保は?

息子が幼稚園に通っている間と子供たちが寝た後が私の学修時間。集中できる早朝に勉強することも。最初から学修時間を多く確保できないとわかっていたため、1年半かけてじっくり勉強しました。

玉川の魅力は?

図書館や博物館など学内の充実した教育環境をフル活用して学びを深められること、そしてスクーリングで知り合った友人や先生方と交流を深められることでしょうか。今でも連絡を取り合っています。

印象に残った科目は?

図書館制度・経営論」。図書館の組織と運営について理解を深める科目で、自分が利用している図書館について時代環境や歴史を含めて詳しく調べました。今の勤務先に採用されたのも、この科目での学びがあったからです。

めざす司書資格取得に向かって一歩一歩
粘り強く学び続けることを心掛けました

INTERVIEW

  • 能登 佳代子 さん(神奈川県在住)
    2012年 司書資格取得
    相模原市立橋本図書館(勤務地) 司書
能登 佳代子さん

司書資格を取ろうと思ったのは、図書館管理業務の受託運営などを行っている会社に入ったことがきっかけです。資格取得には通信教育、集中講座などがある中で、私が選んだのは同僚も通っていた玉川の通信教育課程でした。「学修は大変だけど、確実に力がつく」という同僚の一言が決め手になりました。
学修を始めた頃は、何から取組もうか戸惑うこともありましたが、毎日テキストを少しでも読むことを習慣づけ、目標に向かって一歩一歩粘り強く学び続けることを心掛けました。周囲の励まし、特に家族が家事をサポートしてくれたことは本当にありがたかったです。
また、スクーリングは自学だけでは解決できなかった疑問を直接先生方に教えていただける貴重な機会でした。現在も連絡を取り合う学友たちと授業後に先生に質問したことはいい思い出です。先生方は毎回、私たちの質問に丁寧に答えてくださいました。そうした先生方の熱意はレポートの添削からも伝わりました。時には厳しい赤字も入りますが、一人ひとりのレポートを丁寧に読んでくださるからご指摘いただけるのだと感じました。

能登 佳代子さん

資格取得後10年近く経ちますが、あの頃学んだことは現在でも司書としての私を支えてくれています。利用者が調べたい情報が載っている資料を探し出すレファレンス演習も、資料管理に欠かせない書誌コントロールや目録規則、分類法を学んだことも実務そのものでした。玉川の通信教育課程で身に付けたことは、図書館業務の様々な場面で生かされています。図書館は時代と共に進化していくものです。初心を忘れず、これからもスキルアップをしていきたいです。
自分の経験から、「この目標のために学んでみよう」と思う気持ちがあれば、通信教育はとても強い味方になってくれると思っています。

わたしの成長ポイントQ&A

玉川で良かったこと

ある先生が「この大学で司書資格を取得できれば、どこに行っても胸を張っていいですよ」といってくださいました。確かに!先生のお言葉をありがたいなと感じています。

スクーリングの思い出

大学内の図書館を活用した演習ができたことです。私の場合は職場が図書館のため、仕事と学びが連動しており、目標達成のモチベーションを保つことができました。

発見したこと

通信教育で同じ目標を持つ仲間たちが大勢いると気づいたことです。「自分も頑張ろう」「やればできる」と良い刺激を受けました。

部長としての職責と好奇心から始めた通信教育
50代にして学ぶ楽しさを心から味わうことができました

INTERVIEW

  • 剣持 清隆 さん(神奈川県在住)
    2023年3月 学芸員資格取得
    (公財)東日本鉄道文化財団 鉄道博物館学芸部長
剣持 清隆さん
博物館の部長として学芸員資格取得にチャレンジ!

大学卒業後、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)に入社し、 30年余りさまざまな部門の業務を経験してきました。2018年に会社の知的財産部門のトップとなり、2021年にはさいたま市にある「鉄道博物館」に学芸部長として赴任しました。学芸部は館内の展示や資料の管理、企画展やイベントの企画などを担当する部署です。部長の私はマネジメント中心の業務ですが、部下である学芸員の仕事についても専門的に学びたいと思い、資格取得にチャレンジすることを決意しました。
早速ネットで検索したところ、どの資格情報サイトでも取り上げられていたのが玉川大学でした。さらにホームページを拝見し、他大学に比べてわかりやすく親切丁寧な案内だったことが入学の決め手となりました。
入学して驚いたのは、各種申し込み手続きからレポート提出、添削、さらには科目試験までオンラインで可能であったこと。事務手続きなどでわからない点もポータルサイト「WebTAMA」で問い合わせをすると直ちに対応していただき、ストレスなく学修を進めることができました。

玉川で学んだどの教科も日々の業務に役立っています
剣持 清隆さん背後に見えるお召し列車専用の「EF58形61号電気機関車」は剣持さんの尽力で展示が実現

在学中は勤務先の業務と並行しての学修だったため、どの教科も日々の業務の理論的な裏付けとして興味深く取り組むことができました。特に、博物館実習で学んだ“展示設計”は、部下に的確なアドバイスをする際に大変役立ちました。また、学芸員資格取得者として対外的なプレゼンスも向上し、自信を持って仕事ができるようになったことも収穫でした。
玉川大学の通信教育は私にとって「五十の手習い」。論理的思考力が鍛えられ、郷土の歴史文化への知識が深まったことで新たな世界も広がり、年齢に関係なく学ぶことの喜びを実感できたかけがえのない日々でした。

本学での学びQ&A

学修時間の確保は?

フルタイムで働きながらの学修は時間のやりくりが最大の課題でした。出勤日は帰宅が夜9時頃になります。そのため課題のレポート作成などは主に仕事が休みの日に取り組み、なんとか時間を作って博物館・美術館巡りも行いました。

玉川の魅力は?

学内にある教育博物館で博物館実習を受講できること、受講生のフォローやオンラインでの学修環境など、通信教育の体制がしっかりしており、現役の学芸員をはじめ、実践で磨かれた講師陣から専門的な指導を受けられることです。久しぶりに学ぶ楽しさを感じました。

印象に残った科目は?

「博物館実習」です。ホンモノの土器の取り扱いや古文書の修復、絵画や彫刻等の展示設計など、得難い体験ができました。また、博物館や美術館に対する熱い思いを抱く仲間の存在は学修を続けるモチベーションになりました。

学芸員資格取得コース

市民の生涯学習を支える立場として
今度は私自身が社会貢献していきたいです

INTERVIEW

  • オエットリ愛子 さん(東京都在住)
    2021年 学芸員資格取得
    国立新美術館 広報・国際室 特定研究員
オエットリ愛子さん
フランス留学などを経て
たどり着いた美術館の仕事

大学ではフランス語を専攻し、卒業後は国際会議やイベントの運営、自治体のプロモーション業務に携わりました。ワーキングホリデー制度を利用して通った南フランスの大学では美術史を学び、芸術への興味が高まりました。このような経験を通して、ほんとうに自分がやりたい仕事はなんだろう? と歳を重ねて考えるようになった矢先、縁あって国立新美術館に転職。現在は美術館全体と企画展の広報業務を担当しています。
学芸員資格取得を目指したのは、美術館運営や学芸員の役割について体系的に学びたいと思ったからです。玉川大学を選んだ理由は、芸術教育が充実している点で他大学より親しみを感じていたからです。

学芸員資格取得の学びを生かし
生涯学習のサポートも行いたい
オエットリ愛子さん

通信教育を始めて実感したのは、想像以上に努力が必要だということ。コロナ禍で仕事がリモートワーク中心となり、通勤時間を自宅での勉強に割り当てる等の工夫をしましたが、それでもまとまった学修時間を確保するのには苦労しました。そのため休日も早起きし、隙間時間を利用して、テキスト読解・まとめ、レポート作成など、計画的に集中して取り組む習慣を身につけました。
私は通信教育を通して、高齢化社会、知識基盤社会の進展の中で「教育」が果たす役割の重要性を再認識しました。また博物館の成り立ちや関連法、経営について学んだことでトータルに職場を見るきっかけにもなりました。今後は資格取得で得た知識や経験を生かし、美術館スタッフの一人として生涯教育を支える立場での社会貢献ができればと思っています。

本学での学びQ&A

玉川の魅力は?

「学生ファースト」を貫く教育姿勢です。私が学んだ時期はコロナ禍の最中でしたが、オンラインでの申請や受講ができる環境を迅速に整えていただいたことが印象的でした。また働きながら学ぶ身としては学費が比較的安かったことも魅力でした。

印象に残った科目は?

スクーリングでは「博物館実習」。古文書の虫食いの修復を経験し、この仕事の重要性を実感しました。また、「西洋美術史」のレポート作成では、規定文字数で論理的かつわかりやすくまとめるのはとても難しく、先生のきめ細かい添削をもとに何度も書き直しを経験したことで文章力が身に付きました。

発見したことは?

自分が学びたいことを主体的に学ぶことはこんなに楽しく、しかもしっかり身につくということを再認識しました。今はあらゆる年齢の方に「ほんとうに好きなことや得意なことを学んでください!」と伝えたいです。

「未来の科学技術や社会について、子どもたちと考えたい!」
キャリアを積むために学芸員資格を取得

INTERVIEW

  • 深津 美佐紀 さん(東京都在住)
    2021年 学芸員資格取得
    日本科学未来館 科学コミュニケーター
深津 美佐紀さん

東京・お台場にある先端の科学技術の展示や情報発信を行う科学館で「科学コミュニケーター」として働いています。来館者への解説のほか、対面やオンラインによるイベント企画や教育機関と連携した遠隔授業などの企画運営にも関わっています。
もともと私は大学教育学部を卒業し、小学校や高校の教員を務めていました。子どもの頃から植物の生態などサイエンス分野が好きだったこともあり、やがて学校教育にとどまらない科学教育・啓蒙活動などに幅広く携わりたいと考え、現在の職場に転職。今の仕事に学芸員資格は必須ではありませんが、今後自分のキャリアに生かすことができると考えて、自分のペースで学べそうな玉川の通信教育での資格取得を目指しました。
学芸員資格を取得するためには博物館実習が必須となります。他大学と異なり、玉川はキャンパス内の博物館で実習ができることが大きな魅力でした。理系中心に学んできた私にとって、実習などで考古学や民俗学、美術などの分野に触れる体験は新鮮で、社会における博物館の役割をより立体的に捉えることができるようになったと思います。スクーリングではさまざまな分野の博物館で働く現役学芸員の講師の方々のお話を伺いました。それぞれのお話から一人ひとりが誰にも負けない熱意を持って学芸員の仕事に向かっている姿勢に感銘を受けて、自分にとっての大きな刺激となりました。

深津 美佐紀さん

レポートを書くために都内4カ所の博物館・美術館を巡ったことも良い経験になりました。それぞれの館の特色を文字に起こすことで、展示の魅力や来館者との対話の大切さをあらためて認識することができたからです。私も来館する子どもたちの好奇心を引き出し、科学への興味を育てるお手伝いをしていきたいと心を新たにしました。

わたしの成長ポイントQ&A

玉川で良かったこと

さまざまな分野で働く現役学芸員の指導が受けられたことと、フルタイムで働きながらも、自分のペースで学修を進め、予定通り1年で資格を取得できたことです。

スクーリングの思い出

美術館学芸員を勤める講師の先生が、何十冊もの「図録」を持ってきてくださり、美術館における「図録」の重要性について熱意を込めてお話をされたことが印象に残っています。

発見したこと

自分が働く館の展示に関するレポート作成を通して、知っているつもりだった展示内容や展示空間に関する理解が今まで以上に深まりました。

仲間と励まし合いながら取得した学芸員資格は
私の人生を豊かに味わい深くしてくれました

INTERVIEW

  • 伊藤 京子 さん(兵庫県在住)
    2003年 学芸員資格取得
    細見美術館 主任学芸員
伊藤 京子さん

伊藤若冲や琳派のコレクションで知られる京都の美術館で15年間学芸員として働いてきました。コレクションの管理や企画展のプランニング、地方の美術館へのコレクションの貸し出しなど、多くの方に美術作品や美術館に関心を持っていただけるよう、同僚の学芸員とともに日々知恵を絞っています。
大学時代は美術史を専攻したものの、まったく学芸員資格の取得を考えていませんでした。一般企業で2年間勤務した後、憧れていた国会図書館への就職を目指し、東京の大倉集古館でアルバイトをしながら受験勉強を始めました。ところが、日々、美術品を見ているうちに美術館や美術品への興味・関心が高まり、一転して学芸員資格の取得を決意。通信教育で資格が取れる玉川大学に入学しました。

伊藤 京子さん「美術館の素晴らしさを知ってもらうことが
私の使命」と話す伊藤さん

当初は1年間で資格を取得できるだろうと考えていたのですが、甘かった(笑)。実際に勉強を始めてみると独学の難しさを痛感し、挫折しそうになったこともあります。しかし夏のスクーリングで仲良くなった5人の友人たちとアドバイスし合いながら、時間はかかりましたが資格取得までたどり着くことができました。スクーリングで特に印象に残っているのは「博物館実習」です。
初めて扱う本物の美術品をドキドキしながら額装展示し、担当の柿﨑先生の一言一言を聞き逃さないよう、全身を耳のようにして知識を吸収したことを懐かしく思い出します。当時の友人とは現在でも連絡を取り合い、時折、京都に訪ねてきてくれます。玉川の通信教育で学んだことは、私の人生を仕事でも、人間関係でも、いっそう豊かにしてくれたと心から感謝しています。

仲間と資格取得を目指した密度の濃い日々、
何よりの楽しみはスクーリングの実習でした

INTERVIEW

  • 藪内 竜太 さん(山梨県在住)
    2002年2月 学芸員資格取得
    薮内正幸美術館 館長
藪内 竜太さん

動物画家だった父・薮内正幸(1940〜2000)の作品を収蔵・展示する美術館の館長を務めています。父の死後、母と父の仕事仲間が個人美術館の設立を計画していると聞き、企業の経理マンだった私は採算性の面から最初は猛反対しました。しかし母たちの決意は固く、やがて私も協力することを約束。30歳を過ぎて玉川大学通信教育課程で学芸員資格の取得を目指すことになりました。実はその時に入学したのは私一人ではなく、美術館の仕事を手伝ってくれる予定だった4人の仲間と一緒でした。当時のことを思い返すと、とにかく時間に追われていた記憶が蘇ります。レポートのために大量の教科書や文献を読破し、並行して試験勉強も進めなければなりません。レポートを書き上げたらまずメールで仲間に回覧して、評価を伝え合いました。それがプレッシャーでもありましたが、なんとか目標の1年間で資格取得ができたのは、この協力し合う仲間がいたおかげだったと思います。
勉強に追われる中でもスクーリングは楽しみにしていました。特に昆虫の標本作りや遺跡出土品の図化など、実習にはとても興味深く取り組むことができました。スクーリングで出会った友人とは十数年を経た今も交流が続いています。現在来館者や全国の父の絵のファンとの交流の中で、かつて通信教育で学んだ多様な知識が役立つことも少なくありません。通信教育で密度濃く学んだ1年間の日々は、今の私の血肉となっていると感じます。

第二の人生を実りあるものにするため「学芸員」の資格を取得したいと考えました

INTERVIEW

  • 皆川 俊一 さん
    1986年、東京工業大学大学院修了後、日産自動車(株)に入社。2017年、同社を退職。2018年、学芸員資格を取得するため玉川大学通信教育課程に入学。現在、「日産エンジンミュージアム」学芸員。
皆川 俊一さん
玉川大学に入学した動機は?

入社以来、30年以上エンジン設計に携わってきましたが、その知識や経験を自社の博物館「日産エンジンミュージアム」の運営に役立てられたら“第二の人生も楽しくなるだろうな”と考えたことがきっかけでした。当時は博物館で働くためには資格が必要だということさえ知らず、仕事内容も十分には理解していませんでしたが、会社の先輩が本学で学芸員資格を取得したことを知り入学を決意。ゼロからの挑戦は大学が提供する履修モデルを参考に年間学修スケジュールを立てることから始まりました。

玉川大学で学んで良かったことは?

当初の目的は資格取得に傾いていましたが、学修が進むにつれて博物館の社会的な意義や学芸員の役割、そして博物館で働くことの素晴らしさを感じるようになっていきました。経験豊富な先生方によるスクーリング授業や実習を通して、博物館、学芸員の真の価値を発見したことは私にとっては資格以上の重みを持っています。今後は本学で培った知識やノウハウを生かし、日産ミュージアムをエンジニアの教育・育成や地域貢献ができるオリジナリティあふれる博物館に進化させていきたいと考えています。

皆川 俊一さん
私のオススメ科目
博物館実習

学芸員の役割とは何かを具体的に捉えることができた科目です。虫食いがある古文書の補修や土器の展示方法などをレプリカではなく本物を使って体験できたのは学内に博物館を有する本学ならではのことだと思います。

西洋美術史

西洋美術の歴史的な変遷を学べる科目。以前から絵画を観ることは好きでしたが、遠近法がどのような時代背景のもとで確立されていったのかなどを体系的に学ぶ機会はなかったため、すべてが新鮮な授業内容でした。

生涯学習概論

生涯学習の大切さを改めて自覚することになった科目です。生涯学習において大学や博物館がどのような役割を果たしているのか、あるいは果たすべきなのか、ということを本当の意味で理解する契機にもなりました。

お金のやりくり法

本学の学費はとてもリーズナブルなので特別なやりくりは必要ありませんでした。ただ、必要以上の出費がかさまないように、何としてでも1年で目標を達成しようという気持ちは常に持っていました。

ある一日のスケジュール
7:00 起床後、愛犬と散歩するのが日課です。帰宅後、朝食を済ませて学修モードに入ります。
※在学中は仕事に就いていなかったため、1年間、ひたすら学修に専念しました。
9:00 午前中の3~4時間を学修にあてていました。テキストを読んだり、レポートを書いたり、科目試験の準備をしたりという毎日だったので、40年前、自宅浪人をしていた大学受験当時のことを思い出していました(笑)。
12:00 昼食。
13:00 毎日というわけではありませんが、博物館・美術館には頻繁に出掛けていました。レポートのまとめ方に悩んでいる時など、午前中に放送されるTVの美術番組からヒントを得て、すぐに美術館に向かうなどということも。
16:00 愛犬との散歩は夕方も欠かせません。朝夕の散歩は、科目試験の過去問や自分で作った模範解答を頭の中で反芻したりする復習の時間としても活用していました。
20:00 夕食後は趣味の模型づくり(自動車)などで過ごします。設計図を起こし、材料を加工して組み立てるのですが、精巧なものだと2、3年かかることもあり、日産の関連会社のゲストハウスに展示されている作品もあります。
23:00 就寝。

社会教育主事コース

私にとっての人生は挑戦であり、冒険。
そして玉川の通信教育は人生の伴走者

INTERVIEW

  • 村山 孝一 さん(東京都在住)
    1995年 社会教育主事資格取得
    2021年 社会教育士(称号)取得
    NPO法人市民の図書館・公民館こがねい理事・公民館統括分館長
村山孝一さん
冒険の旅を経て
星の案内人に

高校時代、冒険家植村直己の影響を強く受け、マナスル峰登頂など、国内外を遠征し常にチャレンジを続ける人生を送ってきました。小学生の頃からの宇宙への憧れも重なり、遠征中は高所での天体撮影にも取り組んでいます。そして、博物館天文研究室などで天文普及教育者としてプラネタリウム解説員のキャリアを積んだのは約20年間。その過程で、専門的な知識を深めたいと思い立ち、学芸員と社会教育主事の資格を取得しました。インターネットが普及する前の時代でしたが、働きながら学べる大学を調べ、「玉川大学」へ入学。総合大学として単に資格取得だけではない教育の厚みや、多方面に活用できる実力を身につけられると感じたことが選んだ理由です。玉川で学んでそれを実感しました。

再度玉川の通信へ!
人生の冒険はまだ続く
村山孝一さん

さまざまな社会教育施設でのキャリアを買われ、社会教育複合施設の分館長に就任。今は教育や学術及び文化に関する生涯学習事業に携わっています。地域の中核的な役割を担う社会教育施設で日々の業務に向き合っていると、さまざまな知識のアップデートの必要性を痛感します。そこで、マネジメントや関連機関等との連携・協働に関するスキルを学ぶために、再び、玉川大学へ入学し社会教育士を取得しました。担当の先生は私のキャリアと立場を踏まえて指導してくださり、長年の経験から感覚で仕事を進めてしまいがちな自分の弱点を見直すことにつながりました。学びを通して仕事のやりがいを改めて感じ、今後も利用者に還元できるような地域づくりや地域振興を行っていきたいという気持ちを新たにすることができました。

本学での学びQ&A

玉川の魅力は?

様々な職業や年齢の方と学び合えるスクーリングです。受講生それぞれの立場での知見から実践的に学べる貴重な機会だと思います。同じコースで知り合った仲間たちとは今でも毎月のように勉強会を行い、社会教育に携わる人脈づくりにもつながりました。

印象に残った科目は?

スクーリングで受講した「生涯学習支援論B」。主体性を育む参加型学習のプログラムなど現代の生涯教育のあり方について考察し、自分の経験を踏まえつつ、他の学生の意見を聞くことで、あらためて社会教育に取り組む自分の考えを整理することができました。オンラインでしたが、対面と遜色ない密度の学修ができたと思います。

発見したことは?

社会教育士取得のための学修は、社会教育施設での実務と並行して取り組んだため、これまでに携わってきた事業の趣旨や目的を深く掘り下げて考え、理解することにつながりました。その結果、公平・公正な見方、客観的なものの考え方、安全性の大切さを学ぶことができました。

新しい称号「社会教育士」を取得するために進学。
仕事に活かせる知見を学修しています

INTERVIEW

  • 原田 貴己 さん
    岡山大学文学部行動科学科卒業。同大学大学院の博士前期課程を修了。横浜市立学校の事務職員として勤務しながら、玉川大学教育学部教育学科社会教育主事コースの通信教育課程で学んでいる。
原田 貴己さん
玉川大学に入学した動機は?

文部科学省が認定する「社会教育士」の称号を得たいと思い、大学進学を決意。働きながら学びたかったため、通信教育で学べる大学数校を検討して本学を選びました。決め手になったのは、教員養成の歴史と実績です。私は教員免許状はありますが、取得したのは20年近く前です。教育学部で改めて学び直すことで、学校教育に関する知見をアップデートしたいと思ったのです。また、自分が常々考えている「学校と地域社会の連携」というテーマについても、大学で探究したいと考えました。

将来の展望

「学び」によって人と人、人と地域をつなぐことで、社会を活性化することが社会教育士には期待されています。企業やNPO、ボランティア、地域社会ほか、「教育」が行われる多様なシーンに、活躍の場があるといえるでしょう。社会教育に関する体系的な知識を学ぶとともに、自分のテーマを探究し、その知見をいずれ仕事に活かすことが現在の目標。地域住民の方々が学校を拠点とした社会教育の活動をし、得た知識や経験を糧にしてさらに次の学びに進めるような仕組みをつくりたいと考えています。

原田 貴己さん
私のオススメ科目
教育実践演習A

社会教育士になるための履修科目ではなく、教育学部の必修科目。スクーリングで受講しました。テーマに沿って学生が授業案を企画するという授業内容で、受講者の多様な意見にふれることができ、視野が広がりました。

社会教育課題研究

スクーリングの科目で、ディスカッション中心の授業でした。社会教育の体験や考えなどを学生同士が互いに話し合うことで、自分だけでは考えつかない意見や視点にふれることができ、建設的な時間になりました。

社会教育経営論B

ある地方自治体で実際に行われた「町づくり」を取り上げて学修するなかで、社会教育という学問の裾野の広さを実感。社会生活を営んでいる人の誰もが、社会教育に関わり得るということを知りました。

お金のやりくり法

学費には貯金を充てました。通信教育なので思っていたより安価で、テキスト代が学費に含まれている点も良いと思いました。学ぶことは将来の自分への投資だと考えて、積極的に行うようにしています。

ある一日のスケジュール
7:00 7:00に起床し、身支度をして出勤します。8:30には職場に着いて仕事を開始。学校教育や地域社会の課題を、日頃から意識しながら働いており、そうしたことを掘り下げて考えるために、大学での学修が役立っています。
12:30 昼食を食べました。勤務先では休み時間にも自習などはせず、仕事に集中しています。
18:30 退勤し、自宅の近くにある駅前のカフェで学修。そのような場所の方が集中して学べます。学修内容に疑問点があるときには、教授や学生が参加しているメーリングリストに質問を投げかけて解決することもあります。
20:30 帰宅し、食事と入浴を済ませてリラックス。自宅ではリフレッシュすることを優先していますが、試験前やレポート提出日前などは、夜中まで机に向かうこともあります。
25:00 就寝。平日はこのようなペースで過ごします。社会教育士の称号を得るには「社会教育実習」が必修ですが、以前から環境教育関連のNPOでボランティアを行っていたので、そこを実習の場として学びに役立てています。

生涯学べ

玉川大学通信教育課程で学んだ先輩たちが、さまざまな仕事や地域で活躍しています。 『全人』誌上で紹介された先輩たちのインタビューです。


教員免許状取得コース

資格取得コース

関連リンク