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理事長・学長・学園長メッセージ

時代の求める「人材育成」への挑戦

1929年、教職員18名生徒111名で開校した玉川学園。生徒と共に汗を拭いながら雑木林を切り拓き、道を作り、校舎を建て開拓した先人たちの努力の上に、今日の玉川学園の姿があります。

現在、園児・児童・生徒・学生および教職員11,000名が集う総合学園となり、来る2029年には創立100周年を迎えるまでに歴史を重ねてきました。この間、教育手法は、より効果的なものへと変化してきましたが、玉川学園創立当初から掲げられた「全人教育」の理念は変わることなく、師弟の間で連綿と受け継がれています。

創立者小原國芳は全人教育論の中で、「真」「善」「美」「聖」「健」「富」の6つの価値を調和的に創造することが人間形成には重要であると説いています。現代においても私たちは、この6つの価値を子供たちの中に育むことこそが理想の教育であり、社会人に最も必要な要素として、教育活動を展開しています。

優れた人材を育成し、社会へと輩出することは大学の社会的責任です。時代の変化は、同時に社会が必要とする人材像も変えます。教育機関には、その時代ごとに求められる知識や能力を的確に把握し、学生たちに修得させることが求められます。これからのSociety5.0時代はデジタル革新と多様な人々の発想や創造力が社会の課題を解決していく時代です。新たな時代では社会が求める人材も大きく変わってきます。加えてDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進により、働きの様式そのものが大きく変革を遂げると予測されています。

今のような予測不可能な混沌とした時代(VUCA時代)の中で、どのような資質を持った人材を育成していくべきなのか、私たちは教育機関として常にその答えを追求しながら、立ち止まらず、常に一歩前へと踏み出す、教育の開拓者たる気概を持って教育改革を進めていきたいと思います。玉川学園がめざす時代の求める「人材育成」への挑戦はこれからも続きます。

学校法人玉川学園理事長
玉川大学学長
玉川学園学園長

小原芳明

理事長・学長・学園長プロフィール

小原 芳明(おばら よしあき)
1946年(昭和21年)東京生まれ。
Monmouth College(Illinois, USA)卒業。Stanford University, School of Education(California, USA)教育政策分析専攻修士課程を修了。
1987年(昭和62年)、玉川大学文学部教授。国際教育室長、通信教育部長、副学長を歴任したのち、1994年(平成6年)より学校法人玉川学園理事長・玉川大学学長・玉川学園学園長。
日本私立大学協会会長、公益財団法人私立大学退職金財団理事長。主な著書および訳書:「アメリカ高等教育の大変貌」「アメリカ大学の優秀戦略」「ハーバード大学の戦略」「授業の評価」「教育の挑戦」など。

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