内閣府のホームページに玉川学園が贈呈した野口英世像が紹介されました
2013.01.07
1960(昭和35)年、玉川学園の創立者である小原國芳はメキシコで行われた世界大学協会の会議出席の際、メリダ市のオーラン病院に立ち寄り、同所で医学の研究を行った野口英世の研究室を見学しました。その際に関係者から「野口英世の像がほしい。何とか玉川学園より贈ってくれないか。」との話を受けて、野口英世の銅像を贈呈することになりました。
1961(昭和36)年6月25日の序幕式には、日本・メキシコ親善使節団(団長:小原國芳、教職員7人、研究生5人、大学生9人、高等部生9人、中学部生5人、小学部生4人の計40人からなる)がメキシコ政府から招聘を受け、当時の駐墨大使も列席する中、オーラン病院の正門中庭で盛大にセレモニーが行われたという経緯があります。
玉川学園では、野口英世像を贈呈してから50年近くが経過していたことを受け、また、玉川学園創立80周年の国際貢献事業の一つとして、銅像の修復が計画されました。
内閣府 野口英世アフリカ賞担当室は、当時、修復計画に携わり、昨年の夏に修復の進捗状況を視察した平田正敏元理事のインタビューを行い、その様子が内閣府のホームページにおいて紹介されました。