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教育連携 FC町田ゼルビアより講師を招き特別授業を行いました。

2011.12.20

玉川大学は「FC町田ゼルビア」を応援しています

FC町田ゼルビアと玉川学園は、地域連携事業の一環として、2009年度よりオフィシャルスポンサー契約を結んでいます。本学園はFC町田ゼルビアとの教育連携により児童・生徒・学生へサッカーを通して教育交流やインターンシップなど、様々な連携事業を実践しています。

5年生 FC町田ゼルビア特別授業

玉川学園とFC町田ゼルビアは、さまざまな形で教育連携を展開しています。
12月1日と6日の2日間、FC町田ゼルビアよりコーチを招き、5年生5クラスが3つのグループ(3時限)に分かれ特別授業を行いました。

冬空のもと、元気な5年生たちがコーチの号令とともに整列を始めました。
「FC町田ゼルビア、サッカー教室の2回目、ぜひサッカーを存分に楽しんでください。」
コーチの紹介の後、さっそくウォーミングアップが始まりました。
チームを分ける4色のベストを着用し、合図とともに二人一組でグランド内を走り回ります。コーチは、「鬼は、緑」「止まらない」「しっかり走って」一人ひとりの動きを見ながら声をかけていました。

続いては、二人一組でボールの動きに慣れていきます。縦に並んでパス交換をしながらゴールに向かい、ゴールが近づいたらシュートをします。コーチのデモンストレーションが、鮮やかにゴールを決めると一斉に拍手が沸き起こりました。コーチのプレイを参考に、男子、女子がそれぞれ次から次へとゴールを目指します。「止まっているボールでなく、動いているボールをゴールへ蹴ってください。」キーパー役のコーチがしっかりボールを受け止めます。「ネットを突き破っていこう」「ボールを止めない」、生徒の力強いシュートの後には、コーチの熱いメッセージが飛んでいました。

最後はいよいよ試合です。一つのグラウンドの中で、2個ボールを使って2チーム同時に試合が展開されます。「どんどんボールを探して取りに行ってください。」男女それぞれのチームが、2個のボールをしっかりと追いかけ、グラウンド内をくまなく動き回ります。常に、全員がボールを追いかけ、積極的に参加していくスタイルに、5年生の生き生きした楽しそうな表情が見られました。

FC町田ゼルビアのコーチのメニューは、ただ技術を教えるだけではなく、"サッカーを楽しむための工夫"が随所に見られました。そして、一人ひとりと向き合い、声をかけたり、一緒に動いたり、コミュニケーションをとったりしながら、生徒をやる気にさせるメッセージがたくさん込められていました。

そして最後に授業のまとめとして、「サッカーが楽しくなる方法は、自分から楽しもうと積極的に参加していくことです。それは、試合に負けて悔しい思いをするのと同じこと。試合も全力で参加しないと、負けても悔しい思いにはつながりません。ぜひがんばってみてください。」とお話していました。

今回の特別授業について、中学年 体育科担当の小野一泰先生は、『創設者小原國芳先生が言っていた「本物に触れる」ということ。コーチの提示するいつもの授業とはちょっと変わった、少しだけ難しくて、でもがんばればできそうな課題に挑戦する経験は、5年生にとって貴重な経験になると思っています。授業が終わった後に、「今日の昼休みにサッカーやらない?」という女子の一言が、このプログラムの充実度を表していると思います。また、始めから無理と決めつけてあまりチャレンジしたがらない子どもたちが、コーチを相手に必死でボールを奪おうとしていた姿に、大きな成長を感じました。』と、この教育連携の成果を語っていました。

今回の特別授業は、5年生にとってサッカーの楽しさに触れる貴重な体験になりました。

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