聖観世音菩薩像

小原記念館と太鼓やぐらとの間にある観音庭園。その中に「聖観世音菩薩像」(しょうかんぜおんぼさつぞう)がある。

この像は、創立者小原國芳夫妻が、昭和39(1964)年5月に京都の高山寺を訪ねた際に「聖観世音菩薩像」を見て、“玉川の丘にもこのような像を建てたら”という提案をした。そのことがきっかけとなって制作された。実際には、昭和48(1973)年にこの像の作者である赤堀信平氏が制作した。創立者小原國芳は「人間と仏様の間に立って、いろいろ悩みもとりもって下さるのが、観音様のお役目なんだそうです。とても美人の観音様です」と完成を喜んだ。このようないくつかの像は、特定の宗教への信仰のためではなく、教育の根本に宗教心を育成することを象徴している。

参考文献

岩渕文人『玉川学園金石誌(墨書解題)』
小原國芳編『全人教育』No.293 玉川大学出版部 1974
小原芳明編『全人教育』No.769 玉川大学出版部 2013