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玉川豆知識 No.189

就職力ランキング 全国の私立大学で第8位

日本経済新聞社と日経HRによる「企業の人事担当者から見た大学イメージ調査」(2022年-2023年)の「価値ある大学 就職力ランキング」において、玉川大学が全国の私立大学で第8位(総合ランキング)、大学の取り組みランキングでは「授業の質の向上に熱心に取り組んでいる」が全国の私立大学で第1位となりました。

1.企業の人事担当者から見た大学イメージ調査の概要

この調査は、2022(令和4)年2月現在の全上場企業(新興市場含む、外国会社は除く)と一部有力未上場企業を対象に実施。調査対象社数は4,982社。回答社数は746社(回答率15.0%)。調査期間は2022(令和4)年2月14日から3月22日まで。調査主体は日本経済新聞社と日経HR、調査協力は日経リサーチ。

2.大学イメージ調査「総合ランキング」

総合ランキングにおいて、玉川大学は全国の私立大学で第8位(国公立大学を含むと第40位)。異分野融合のESTEAM教育を推進し、イノベーションを起こせる人材の育成に力を入れていることが評価されています。

ESTEAM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術/人間学)、Mathematics(数学)を横断的に学ぶSTEAM教育に、共通語としての英語(ELF/English as a Lingua Franca 共通の母語を待たない人同士のコミュニケーション手段として使われる英語)を加えた教育です。ESTEAM教育は、学部の枠、分野の枠を超えて学際的な学びを実現します。そのESTEAM教育を実践する場として、つぎのような施設を集めたESTEAMエリアが完成しました。

異分野融合教育を推進し、イノベーション人材を育成する「ESTEAMエリア」

2009(平成21)年に新設された「SCIENCE HALL」に加え、英語教育の拠点となる「ELF Study Hall 2015」と、芸術と音楽に触れる場としての「University Concert Hall 2016」が2016(平成28)年から利用開始。さらに学際的な学びを推進するために、2020(令和2)年には文学部、農学部、工学部、経営学部、教育学部、芸術学部、リベラルアーツ学部、観光学部の8つの学部の学生が学部の枠を超えて協働して学ぶ「STREAM Hall 2019」を、翌2021(令和3)年には異なる学問分野が、出会い、融合する場となる実験・研究施設棟である「Consilience Hall 2020」がそれぞれオープンしました。

「STREAM Hall 2019」には、モノづくりの拠点として3Dプリンターなど最先端の工作機器を揃えて学生たちのイメージの具現化を支援するメーカーズフロアや、家庭のリビングルームとキッチンを模した室内でロボットと人間が一緒に生活するシーンを想定してAIロボットの仕組みなどを研究するロボットラボなどが設置されています。

メーカーズフロア
ロボットラボ

「Consilience Hall 2020」には、再生可能なエネルギーとその利用について研究や学修を行うNEXTGen.Mobility Workshopや、多彩なレイアウトが可能な実験台の可動式を実現してアクティブ・ラーニング等を可能にした教育用実験室などが設置されています。

NEXTGen.Mobility Workshop
教育用実験室

3.大学イメージ調査「大学の取り組みランキング」

また同調査の大学の取り組みランキングでは、「授業の質の向上に熱心に取り組んでいる大学」において玉川大学は全国の私立大学で第1位(国公立大学を含むと第5位)、「地域の活性化に貢献している大学」において玉川大学は全国の私立大学で第3位(国公立大学を含むと第7位)、「施設や立地などの学習環境が整っている大学」において玉川大学は全国の私立大学で第7位(国公立大学を含むと第15位)でした。

玉川大学では学生たちに確かな知識と豊かな教養をしっかりと身に付けさせるために、履修主義から修得主義に転換を図っています。そのために主体的な学びを促して双方向で深く学ぶことができるアクティブ・ラーニング、学修の成果を量でなく質で評価するGPA制度、セメスター(学期)ごとに履修科目数を絞り学びの質を高めるとともに単位の実質化を図るCAP制度など、さまざまな学修システムを導入しています。

主体的な学びを促すラーニング・コモンズ

玉川大学は町田市、稲城市、横浜市、川崎市など隣接する地域との連携を深め、大学や地域の自治体・団体が持つ資源をより有効に活用する取り組みを進めています。特定の市区との協定はもちろん、首都圏西部に位置する大学によるネットワークなど、より広い地域との連携を図っています。また、鹿児島県南さつま市、北海道弟子屈町、和歌山県古座川町、静岡県下田市、福島県玉川村、沖縄県久米島町、山形県山形市とも包括連携協定を締結し、さまざまな交流活動を行っています。

町田市と連携し、学生たちがポイ捨て防止を呼び掛ける路面シートのデザインを作成
「町田かるた」を学生たちが町田市の有志市民と協働で制作

約61万m2の緑多き玉川学園キャンパスには幼稚園児から大学生までが学んでおり、最新の設備を備えた施設が点在し、充実した学修環境を提供しています。例えば、図書館、教室、研究室、事務窓口が集約された「大学教育棟 2014」は学修支援の拠点として、多様な授業形態と学生の学修スタイルに対応可能な空間と教材、そして学修支援の機能を備えたラーニング・コモンズなどを提供し、学生たちの主体的な学びを推進しています。

約61万m2の緑多きキャンパス

参考 【東京都民が選んだ】自由な校風だと思う「東京都の私立大学」ランキングで第2位

このランキングは、ネットの気になる話題をなんでも調査するリサーチ型メディア「ねとらぼ調査隊」のアンケート調査によるもので、玉川大学は第2位となっています。ちなみに第1位は慶應義塾大学、第3位は早稲田大学でした。ランキングはYAHOO!ニュース(5月23日19時45分配信)に掲載されました。その中で玉川大学については、「全人教育」を教育信条に掲げて多様な分野での学びを提供する総合大学で、広大なキャンパスの中に8学部17学科を設置し、学際的な教育として「ESTEAM教育」を推進、学生の学びの質を高めるための施設や制度が整備され、主体的な学びを促しているのも特徴と説明されています。

参考文献

  • 日経CAREER MAGAZINE「価値ある大学 就職力ランキング2022-2023」 日経HR 2022年

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