玉川豆知識 No.84

教職員のリレーとスポーツ大会

かつて体育祭のプログラムの中に職員リレーがあり、児童、生徒などの声援の中、教職員が優勝を目指して競い合い、教職員の元気な姿を子供たちに見せていました。また、毎年、教職員スポーツ大会が行われていました。どちらも怪我をする教職員が増えたことから、今は行われていません。現在は、教職員公認クラブが設立され、教職員野球部やテニス部、ゴルフ部などが活動しています。

1.体育祭の「職員リレー」

職員リレーは教職員がチームを組んで競うリレーです。第1回体育祭から実施されていました。1933(昭和8)年の第4回体育祭からは各部対抗となり、職員各部リレーという名称に変更。1954(昭和29)年の第26回体育祭では職員年齢別リレーとして、翌年の第27回体育祭からは各部対抗リレーとして実施されました。

昭和29年の第26回体育祭職員年齢別リレーで走る小原國芳学園長(当時)

参加チームの中でも、小学部チーム、中学部チーム、高等部チーム、通信教育部チームが優勝を競っていました。特に先生方は、子供たちの喉も破れんばかりの大声援の中で、毎年優勝を目指して走っていました。また、出場者の中には普段走っていないことから、気持ちだけが先に行き、足がついていけずに転ぶ人も見受けられました。

昭和46年の第43回体育祭職員各部対抗リレー

平成になると転んで怪我をする人が増えてきたことから、1992(平成4)年の第64回体育祭を最後に、職員リレーは行わないこととなりました。

2.教職員スポーツ大会

1979(昭和54)年、全学の若い教職員が中心となって親睦スポーツ大会を企画。種目はソフトボール。各部ごとにチームを編成して、昼休みや勤務終了後に猛練習。しかし、6月30日の大会当日は生憎の雨。急遽、バレーボールと卓球に種目を切り替えて大体育館で実施。バレーボールは農学部農芸化学科チームが優勝し、準優勝が幼稚部チーム。卓球は個人戦で、優勝が財務部の職員、準優勝が図書館の職員、いずれも女性でした。

1983(昭和58)年は、5月21日土曜日の午後を利用して、全学園の教職員500余名が集まり、ソフトボール大会を開催。小原哲郎理事長もTシャツ姿で開会式に出席。始球式は、理事長がピッチャー、小原芳明国際教育室長がキャッチャー、前田常務理事がバッターでプレーボール。成績は優勝が教務部チーム、準優勝が学生部チーム、第3位が文学部教育学科チームでした。それぞれに小原杯が授与され、酒井総務部長の講評と、岡薗総務部次長発声の万歳三唱でソフトボール大会を締めくくりました。

1983(昭和58)年のソフトボール大会で優勝した教務部チーム

記念グラウンドで初めて行われたのが1984(昭和59)年6月2日開催のソフトボール大会。参加24チームを6ブロックに分け、まずは4チームごとのリーグ戦が行われました。前年は大グラウンド、小学部・中学部グラウンドに分かれましたが、今回は記念グラウンドに6面をとり一箇所で実施することができました。短大事務室の山崎謙也君の選手宣誓で始まったソフトボール大会も無事終了し結果発表。優勝は通信教育部Bチーム、準優勝は総務部チーム、第3位は秘書室・国際教育室合同チーム。小原杯と副賞が贈られました。

翌年の1985(昭和60)年6月1日開催のソフトボール大会からは女性チームも加わり、27チームが参加。記念グラウンドと経塚グラウンドで熱戦が展開されました。この年の総合優勝は通信教育部Aチーム、準優勝が文学部Aチーム、第3位が総務部Bチーム。

1987(昭和62)年5月23日は生憎の雨。そのためバレーボールに種目を変更し、記念体育館で実施。優勝は中学部チーム、準優勝は総務部Bチーム、第3位は教務部・学務部Aチームでした。

1992(平成4)年6月13日は6年ぶりに天候に恵まれて、記念グラウンドでのソフトボール大会となりました。総合優勝は教務部・学務部・教育調査室Bチーム、準優勝は小学部Aチーム、第3位は教務部・学務部・教育調査室Aチーム。

1995(平成7)年は5月27日、晴天に恵まれて午後1時よりソフトボール大会を開催しました。この年の総合優勝は小学部Aチーム、準優勝が工学部チーム、第3位が秘書室等連合チームでした。

日頃より昼休みなどを利用してソフトボールを行っていた通信教育部をはじめ、ソフトボール大会が近づくと、勤務終了後に練習を行う教職員の姿が多く見られました。しかし、運動不足や練習不足もあり、走塁などで転んで怪我をしたり、また雨天の際のバレーボールで足や手を怪我したりする人が増えてきたため、教職員スポーツ大会は行われなくなりました。最近は有志による教職員公認クラブがつくられ活動しています。

参考文献

小原哲郎監修『全人教育』 玉川大学出版部

370号(1979年8月)、420号(1983年7月)、434号(1984年8月)、
446号(1985年8月)、468号(1987年6月)、481号(1988年7月)、
492号(1989年6月)、529号(1992年7月)、540号(1993年6月)、
564号(1995年8月)