ものづくりを親子で楽しく取り組む「こどものアトリエ」が開催されました。

2016.06.15

毎年恒例のものづくりイベント

5月21日(土)、玉川学園幼稚部にて親子でものづくりを楽しむ「こどものアトリエ」が開催されました。これは、毎年幼稚部で行われているイベントで、保護者の皆様に来園いただき、子供たちと一緒にいろいろな素材を使った作品づくりをしてもらい、それを使って遊んだり、発表したりするもの。一般公開もされていて、玉川学園での生活を知る機会にもなっています。

夢中になって制作に打ち込めるコーナーを用意

「こどものアトリエ」には、いくつかの制作コーナーが設けられており、そこには必要な材料・工具がすべてそろっています。自分がやってみたいと思うコーナーにいき、すぐ制作活動に入ることができます。
各コーナーの部屋には、作品のサンプルや作成の仕方、アドバイスなどがちりばめられており、親子で相談しながら取り組むことができます。

随所にちりばめられたチャレンジポイント

各コーナーには、「チャレンジポイント」が示されています。これは、今後の教育活動で必要になるスキルを、作品をつくるときに必要な器具の取り扱いや制作時の注意に盛り込んでいるものです。たとえば「紙をしっかり折る」「ダンボールカッターで切る」。子供たちはノウハウを教えてもらいながら自分のものにしていきます。

各コーナーを紹介します。

ウキウキ♪ニンニン◇へんしんコーナー

「忍者の武器や道具を作って遊ぼう!」のコーナーでは、ダンボールの忍者が出迎えます。ここでは忍者に必要な武器として「わっかしゅりけん」「忍者パラシュート」を制作します。忍者特有の額の防具も作成して、忍者になりきります。手裏剣のマークや鶴の折り紙をつけるなど、それぞれ工夫を凝らしていました。
「いろいろな楽器を作って音を鳴らそう!」のコーナーでは、「ギター」「マラカス」「スズ」「ぱちぱちカエル」を制作します。低学年に進学したお姉さんと一緒になって、どの楽器をつくろうか、マラカスにいれるビーズの量はどれくらいかな?とお母さんと相談している姿が印象的でした。お部屋には打楽器も置いてあり、太鼓をたたきながら即興演奏を披露した子もいました。

ねんどこねこね なにつくろう!?コーナー

白い粘土に絵具を混ぜて、いろいろな色の粘土を作り、その粘土で「いれもの」「キーホルダー」「アクセサリー」などを作ります。どの色を組み合わせるとどんな色が出来上がるのか、ヒントをもらいながら考えました。白い粘土の色がこねるたびに変わっていくのを見て、「おもしろい」「楽しい」という声があちこちから聞こえてきました。こねるのも一層力が入ったようです。
次に好きな色に染まった粘土を形にしていきます。「いれもの」をつくるにはビンなどを型にして、その周りに粘土をつけます。形が出来上がったらまわりを様々な柄の紙ナプキンを使ってデコパージュしました。じっくりデザインを選ぶ子や配色をくふうして選ぶ子など、それぞれの個性が光っていました。

ダンボールこうじょう

「ダンボールで大きなものを作ってみよう」のコーナーでは、ダンボールとガムテープ、紐などを駆使して大きな乗り物や作りたいものを自由に作ります。新幹線や飛行機、ロケット、船、お家、ロボット、ボディースーツなど一番のお気に入りや“こんなものがあったらいいな”を具現化します。お父さんお母さんに「これ作って」「ここ押さえて」とパーツ作りのお手伝いをお願いして、夢中になって制作に取り組みました。お父さんお母さんも子供に戻ったかのように楽しそうに制作をサポートしていました。

Ice Cream Shop

このコーナーでは、まずアイスクリームのコーンを作り、好きな色の紙で作ったアイスを重ねてオリジナルのアイスを作ります。ここでのチャレンジポイントは他のコーナーと違い、制作している間、「英語」で楽しくコミュニケーションを行うことです。
英語の先生がコーンの作り方を英語で説明するのを見ながら、親子で英語のコミュニケーションにトライします。「何色(何味)のアイスがいいかな?」と相談しながら3段、4段の大きなアイスクリームを作る子もいました。

おおきなえをかこう!コーナー

教室には大きな紙が敷いてあり、好きな色の絵の具で思い思いの絵を描きます。最初はお父さんと一緒に絵の具を持ち描いていた子も、次第にダイナミックな絵を描き始めました。手・足に絵の具をつけ、スタンプのようにペタペタと体いっぱい使って表現する子もいます。絵具をたらして絵を描く「ドリッピング」に挑戦したり、楽しみながら素晴らしいアート作品が完成しました。

作ったものでおもいっきり遊ぶお楽しみイベント

ものづくりだけで終わらないのが「こどものアトリエ」です。作ったもので、遊んだり、競争したり、発表したりと使って楽しめるイベントが用意されています。

にんにんみんなでしゅぎょうでござるよ

この時間は、忍者の修業の時間。忍者に変身した子供たちはわっかしゅりけんをもち、紙で作った火がついたカラーコーンをよけて走り抜けなくてはなりません。たどり着いた先には敵のダンボール忍者が待ち構えています。わっかしゅりけんを投げて、果敢に敵忍者に挑んでいきました。

チキチキマシン なんでもレース

“ダンボールこうじょう”で作った乗り物で園庭を一周回るレースの開催です。親子ペアが基本の出場パターンですが、兄弟や姉妹で、家族みんなでもOKです。なかには精巧につくられたロボットや一人乗りの乗り物も出場していました。チャレンジポイントとして作った「持ち手」をしっかり持って、自分で作った乗り物を運転した気分は最高だったことでしょう。最高の笑顔が見ることができました。

The Great Ice Cream Cone Race

“Ice Cream Shop”で作ったコーンをおぼんの上にのせ、親子や兄弟・姉妹2人で持ち、スタート地点から走ってコーンをまわり、戻ってくるレースです。バランスを取って、アイスクリームが落ちないように声をかけあい走ります。周りからも大きな声援が送られていました。

みんなでならそう!なかよしコンサート♪

「こどものアトリエ」最後のイベントは、ウキウキ♪ニンニン◇へんしんコーナーで楽器を作った子供たちによる大演奏会です。園庭にはステージが作られ、野外コンサート会場に早変わり。演奏者は自分たちの自慢の楽器を手に、「ギター」「マラカス」「スズ」の3グループに分かれてかわいい演奏を聴かせてくれました。

こうして、あっという間に終わりの時間を迎えた「こどものアトリエ」。子供たちは日常生活に必要なことを少しずつ覚え、自分で活用していくようになります。親子でモノづくりをし、一緒に楽しんだ「こどものアトリエ」はそんな成長を見つめる保護者の皆さんと子供たちの大切な1ページになったことでしょう。