外務省のプログラムでパプアニューギニアの学生が来校。英語教育学科の学生が交流会を開催しました。

2017.03.23

外務省ではアジア大洋州地域との間で、日本への理解促進を目的に将来活躍する若い世代を招聘する活動「JENESYS2016」を行っています。今回この活動の一環として、観光や環境分野に関心をもっているパプアニューギニアの学生約35名が8泊9日で来日。企業訪問や伊勢神宮観光、ホームステイといったスケジュールに加え、1月23日(月)には玉川大学を訪問。文学部英語教育学科の1年生が交流会を計画し、開催しました。
今回の訪問が決まってから、短い準備期間ではありましたが、学生たちは日本を知ってもらうための楽しい企画を考えました。

交流会は、大学教育棟 2014内で開催されました。学生たちは教室内にさまざまなコーナーを設置。日本文化を実際に体験してもらい、理解を深めてもらう内容です。
茶道では実際にお茶を点て、お茶菓子と一緒にいただきます。点てたお茶をお出しする際には茶碗の絵柄が見えるように出す、といった作法の説明も英語で行いました。茶道を担当した学生は、「苦いと言われるかと思いましたが、美味しいと喜んでもらえました。またお茶の作法にも興味を持ってくれました」とうれしそうに話しました。書道のコーナーでは、パプアニューギニアの学生の名前をカタカナと漢字の当て字で書くというパフォーマンスで大盛況に。「ローズマリー」であれば「薔薇真理」というように、学生たちはその場で当て字を考え、その意味の説明も行います。他にも簡単な日本語を指導したり、折り紙や輪投げなどの日本の遊びを体験するコーナーで、学生同士の交流が行われました。

こうしたプログラムに応えるように、パプアニューギニアの学生からは伝統的な踊りのプレゼントがありました。伝統的なメイクを施し、民族衣装に着替えた男子学生と女子学生による踊りは、西洋文化が入ってきた中でも自国の文化を守るというパプアニューギニアの歴史を表現しているそうです。頭に飾られている羽は国鳥の極楽鳥でとても色鮮やかです。そして最後には、玉川の学生とパプアニューギニアの学生が輪になって一緒に踊るといった光景も見られました。最初は少し距離のあった学生たちも、文化の交流などを通して一気に仲良くなったようです。終盤ではスマホを使っての記念撮影が、教室のあちこちで行われていました。

今回来日したJoshuaさんにお話を聞いてみました。「初めての日本訪問ですが、さまざまな技術が発達していて驚かされました。何より印象的だったのは、人々のattitude(接し方)ですね。ホームステイ先の皆さんにもとても親切にしていただきました。今日出会った玉川大学の学生の皆さんも同じです。まるでここが私の母校であるかのような気持ちになりました。私自身は経済学を専攻しており、将来は開発銀行などへの就職を希望していますが、パプアニューギニアと日本を結びつけられるような仕事ができればと思っています」。

また、今回参加した玉川の学生からは「パプアニューギニアの学生ってどんな感じなんだろうと当初はイメージができなかったのですが、最初の昼食会から積極的に質問をされて、とてもフレンドリーだなと感じました。2年生で留学することになりますが、私も彼らのような積極性を持たなければいけないと思いました(三留茉莉花さん)」。「昼食会でのウエルカムスピーチ担当だったので、日本の文化を楽しんでほしいと英語で伝えました。パプアニューギニアの学生と聞いて、英語はそれほど得意ではないのではないかと勝手に思っていたのですが、僕よりも流暢に話すことに驚き、自分も留学に向け英語力を高めなくてはと気持ちを新たにしました。留学まで、ELFセンターのチューター制度などを活用して英語力を上げたいと思っています(佐藤仰さん)」。

英語教育学科では2年次の秋から9ヵ月間の海外留学が必修となっています。今回の交流プログラムは、留学までにしなければいけないこと、留学先で喜んでもらえることなど、多くのことを確認する機会にもなったことでしょう。