多くの問題を解決し、社会貢献できる人材に。大学卒業式、大学院修了式が行われました。

2017.03.28


3月19日(日)、大体育館にて大学の卒業式と大学院の修了式が執り行われました。午前と午後の二部構成で、午前は文学部・経営学部・教育学部・通信教育部・文学研究科・マネジメント研究科・教育学研究科、午後は農学部・工学部・芸術学部・リベラルアーツ学部・農学研究科・工学研究科・脳科学研究科・芸術専攻科の卒業式と修了式が行われました。

芸術学部の野本由紀夫教授の指揮による玉川大学管弦楽団の演奏と、リベラルアーツ学部の徳田章講師の司会により、幕を開けました。国歌斉唱の後の学位記授与では、大学院生は一人ひとり壇上で授与され、学部生は各学部学科の代表者が受け取りました。続いて学長賞の授与が行われました。学長賞は各学科で在学全期間を通じて成績・人物共に優秀と認められた学生に対して贈られるもの。受賞した学生は、小原学長から賞状と記念品を渡されました。卒業生代表のスピーチは、この学長賞を受賞した学生たちが行いました。「観光学部一期生として入学した私にとって、一番の思い出は学部必修のオーストラリア留学プログラムです。玉川大学の先生方を始め、多くの方の手厚いサポートがあり、かけがえのない1年間を過ごすことができました」と語ったのは観光学部の代表の学生です。また工学部の代表の学生は「4年間のさまざまな経験から、自分が選んだこの場所で何ができ、何をするべきかを考える力を身につけることができました。この力は、私にとっての財産です。これまで過ごしてきた時間すべてが、今の自分の土台になっています」とスピーチしました。二人とも、社会に出て困難なことがあったとしても学生生活で得た経験をいかして乗り越えていくことを誓い、先生方や仲間たち、家族への感謝の言葉を述べました。

そして小原芳明学長からの祝辞がありました。「君たちはさまざまな授業でのアクティブ・ラーニングを通して多くの学生と知り合いました。また音楽祭では学部を超えて共に歌い、また学年を超えた課外活動に取り組むなど、多くの思い出を作ったことでしょう。大学とはそうしたさまざまな思い出を作り、学業を通じて身につけた知識、そして生涯にわたる人とのつながりの礎を築く4年間です。そして大学の卒業とは、そうした諸々のことを携えて社会へ船出することなのです。これからは蓄えた知識で問題の解決に挑戦し、社会貢献をめざしてください。けれども知識基盤社会である現代では、常に最新の知識が求められます。従って君たちが活動する限り、社会の不思議を解く鍵となる真理の追究があるのです。その際には大学で身につけた学びの習慣を大いに活用し、学修の姿勢を持ち続けてください。いかに発達した社会であっても多くの問題が存在します。もし我々がより良い社会を望み、そのために行動する時には、苦しくて辛い、損な場面を真っ先に担当する玉川っ子であってください。今日は卒業おめでとう」。

学長の祝辞の後には参列者全員で校歌を合唱し、卒業式・修了式は無事終了しました。この日の卒業生が玉川大学の1年生となった4年前の入学式の日は、あいにくの雨模様でした。けれどもこの日は春の穏やかな日差しが卒業生に降り注ぎ、その旅立ちを祝福しました。卒業生の皆さんが玉川の丘で学んだことや多くの出会いを礎に、新しい場所でも活躍されることを願っています。