リベラルアーツ学部と観光学部はどんな学部? K-12の保護者の皆様を対象にした親学講座が開催されました。

2017.09.29

玉川学園では保護者の皆様を対象とした勉強会「K-12親学講座」を、年間を通して開催しています。これは学内外の先生や各界で活躍されている方を招いて、子育てや教育についての理解を深めるために毎年行われているものです。今年度2回目の講座は、「玉川大学リベラルアーツ学部・観光学部紹介」と題して9月22日(金)に開催。この日の講座ではリベラルアーツ学部の八木橋伸浩学部長と観光学部の香取幸一学部長、そして稲葉興己教学部長が登壇しました。

最初にマイクを握ったのは稲葉教学部長です。「玉川大学の教育システム」をテーマに、玉川大学における大学教育の概要についての説明が行われました。まずは入学者数や就職率などのデータが示され、特に教員採用試験や保育士採用試験の合格率の高さなどが紹介されました。その上でこれまで行ってきた教育改革に関する説明がありましたが、中でも時間が割かれたのが、授業の前後に同じ時間の予習・復習を課す「単位制度の実質化」についてです。「自学自習を中心とした授業設計を通して、習うだけでなく、習ったことをさらに自分で深めることこそが、大学教育における『学修』です」と語る稲葉教学部長。そして卒業までに異文化に対する知識や理解、コミュニケーションスキル、情報リテラシー、自己管理力リーダーシップなどの能力(コンピテンシー)の修得が卒業要件であると説明がありました。

続いて観光学部の香取学部長が説明を行いました。近年、海外からの観光客増加がニュースになるなど、注目を集めている観光業界。そうした中で、観光に関する深い知識を有した学生へのニーズも高まっていますが、「玉川大学の観光学部の学生が社会に出る際の大きな強みの一つに、英語運用能力が挙げられます」と香取学部長。観光学部では2年次後期から約1年間の海外留学が必須となっていますが、ここで生きた英語を身につけるのです。「実際に、学生が内定を得た都内の有名ホテルの方から『同じTOEIC700点の学生で比較しても、玉川の観光学部の学生は使える英語が身についている』という評価をいただきました」とのこと。観光の振興に政府を挙げて取り組んでいる現在、専門知識と語学を身につけた人材には大きな期待が寄せられていると実感させられるお話でした。

最後に登壇したのはリベラルアーツ学部の八木橋学部長です。「リベラルアーツと聞いても、何を学ぶのかをイメージしづらいのではないでしょうか」と八木橋学部長。リベラルアーツ学部での学びは専門知識に特化するのではなく、さまざまな学問を幅広く、学際的に学ぶ点が特長。そして実践を通して主体的に学ぶことで、自ら課題を発見し、解決する力を養っていく点も特徴といえます。具体的には「ヒューマン・スタディーズ系」「STEMスタディーズ系」「ジャパン・スタディーズ系」「グローバル・スタディーズ系」の4領域を設定し、複合的に学修。学生たちはこれらの中から自分のメジャーを決め、自身の学びを深めていくのです。そこで学部内には民俗学を学ぶ学生もいれば、人工知能について学ぶ学生もいることに。こうした多彩な学びをサポートするのがフィールドワークやインターンシップ、海外研修などの充実したプログラムなのです。八木橋学部長の説明を聞いて、保護者の皆様もリベラルアーツ学部への理解が深まった様子でした。

子どもたちの最終的な学びの場になるであろう大学の学部選びは、K-12の保護者の皆様にとっても非常に大きな関心事です。リベラルアーツ学部と観光学部は、どちらかというと玉川大学の8学部の中では学ぶ内容をイメージしづらい学部かもしれません。この日の学部長による説明は、学部選びの大きなヒントになったのではないでしょうか。
玉川学園ではこれからも、K-12の保護者の皆様を対象にしたこうした勉強会を積極的に行っていく予定です。