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保護者の皆さんも一緒になって楽しむ春の一日。今年も1-4年生の運動会が行われました。

2018.05.23
    • 玉川学園では、幼稚部の園児から大学で学ぶ学生までが参加する体育祭を秋に開催していますが、その一方でK-12のそれぞれのディビジョンでも運動会やスポーツ大会を行っています。4月28日(土)には、1-4年生の運動会が行われ、会場となった記念グラウンドには多くの保護者の方も詰めかけました。この1-4年生運動会には連携教育の一環として、幼稚部年長組の園児も参加します。幼稚部の園児はもちろん、1-4年の児童にとっても普段とは違う大きなグラウンドを全力で駆け回れるとあって元気いっぱいの様子です。

      この日の天気は雲一つない快晴。記念グラウンドの観客席には、朝早くから保護者の皆さんが席を取る姿が見られました。
      開会式は、司会を担当する4年生の、英語を交えたアナウンスによって始まりました。後藤教育部長(1-4年)が「我々の競争相手は、無限大の大空、確乎不動の大地、しっかり頑張りましょう。学園長小原芳明先生が体育祭の時に話されるこの言葉には、大空の下で、そして広い大地の上で、敵味方にこだわることなく、精一杯運動に取り組んでほしいという先生の想いが込められています。今日は皆全力で頑張って、素敵な一日にしましょう」と英語を交えながら、児童たちにメッセージを送りました。父母会長からも「勝敗以上に、皆さんの一生懸命な姿を楽しみにしています。今日は一生懸命楽しみましょう」というお話があり、児童たちも元気に「はい!」と返事をしました。

      秋の体育祭が演技系の種目を中心に行われるのに対し、この日の運動会はディビジョン全体を赤組と白組に分け、かけっこや玉入れなど、伝統的な競技を中心に競いあいます。また「玉川学園 親と子と先生の第六十二回春の運動会」という名称からも分かる通り、保護者の皆さんにも積極的に参加していただく点が大きな特長となっています。ここでは、この日行われた各種目についてご紹介していきます。

    • かけっこ

      1-4年生と幼稚園児が参加。学年に応じた距離を全力で走ります。学年ごとに決勝戦が行われ、学年1位が決定します。試合直後に行われた表彰式では学年1位となった児童が誇らしげに前に出る様子が見られました。特に4年生女子で学年1位になった児童は、4年間を通じて学年1位を獲得したこともあり、ひときわ大きな拍手を送られていました。

綱奪い

短めの綱を赤組・白組で奪い合い、より多くの綱を奪った組が勝ちという種目です。1-4年生と5年生以上の児童・生徒の有志、そして保護者の皆さんがそれぞれ競い合います。

玉入れ

本年度から3-4年生の参加がなくなった玉入れ。1-2年生と幼稚部園児、そしてその保護者の皆さんが参加して行われました。

連続長縄跳び

3-4年生が昼休みなども利用して、懸命に練習に取り組んだ種目です。本番では5分間に跳んだ回数を競いますが、本番前の公式練習の段階からどの組も本気モード。各組で跳ぶ際のリズムが異なるからなのか、この種目だけBGMもありません。ここでは5年生以上の有志も参加し、グラウンド全体に大きな歓声が響いていました。

みんな なかよし

昼休み後の最初の競技が「みんな なかよし」。児童たちの弟や妹、また玉川学園への入学を検討している未就学児のご家族が参加して行われる競技です。4年生のお兄さん、お姉さんと一緒に跳び箱の上を歩いて、輪をくぐればゴール! ゴールではお菓子も待っています。

大玉送り

1-4年生とその保護者の皆さんが紅白に分かれて一列に並び、4つの玉を送っていく競技です。児童は玉を転がし、保護者の皆さんは頭の上を通していきます。特に保護者の皆さんの辺りでは勢い余って玉が思いもよらない方向へ飛んでいき、予想のつかない展開に。

選抜リレー

紅白それぞれで2チームを構成し、1年生から4年生までの男女各2名、合計16名で競うリレーです。グラウンドを一周する毎に学年が上がるので、徐々に身体も大きく、そして速度も上がっていきます。運動会の終盤ということもあり、グラウンドからは常に応援の声が響いていました。

綱引き

運動会の最後の競技は綱引きです。1-4年生だけでなく、保護者の皆さんも参加。熱い戦いが繰り広げられました。

閉会式では後藤先生から得点の発表があり、521対479で今年は赤組の勝利という結果に。グラウンドに整列した児童の半分から、大きな歓声が上がります。4年生の女子児童が代表して優勝カップを受け取って高々と掲げると、グラウンドからも観客席からも大きな拍手が沸き起こりました。
後藤先生は「赤も白も頑張りました。赤組は、嬉しいですよね。白組は、悔しいと思います。でも、そう感じるのは皆さんが一生懸命頑張ったからです。その気持ちを忘れず、また明日から自分の夢に向かって頑張っていきましょう」と、児童に向けて語りかけました。

こうして本年度の1-4年生の運動会も無事終了しました。閉会式後には保護者の皆さんも一緒になって後片付けを行います。この1-4年生の運動会では、上級学年の4年生が司会のほか、園児が種目に参加する際のサポートや、競技用具の準備なども行います。効率だけを考えれば、教職員だけで準備作業を行ったほうが迅速に進むのかもしれませんが、裏方の作業を行うことも大切な教育の一つです。また競技中の放送などに関しては、9-12年の放送部の生徒たちが担当。皆が力を合わせて、運動会は開催されました。

児童たち一人ひとりに、たくさんの思い出ができたこの日の運動会。春の一大行事が幕を閉じ、児童たちの1年が本格的に始まります。

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