【動画あり】親子で楽しむ、ものづくりイベント。「こどものアトリエ」が開催されました

2018.06.15

5月26日(土)、幼稚部では毎年恒例の「こどものアトリエ」が開催されました。これは、子供たちが保護者のみなさまとともに各コーナーに分かれ、親子で楽しい時間を過ごしながら工作に挑戦するもの。子供たちの自由な発想力と創造力、そしてスキルを伸ばすことが目的です。なお、一般公開もされていて、入園を希望されるご家族も参加可能です。

各コーナーには「粘土をこねたり、まるめたり、のばしたりする」「ダンボールカッターをしっかりとおさえて切る」といった「チャレンジポイント」が示されています。「チャレンジポイント」とは、そのコーナーで使う道具を使うことによって身につくスキルなどを示した注意点のこと。制作活動やこれからの生活にも役立ててほしいという思いが込められています。さて、登園すると子供たちは参加を希望するコーナーへ直行。そして、それぞれのコーナーでもの作りにチャレンジします。イベントの後半には「ファッションショー」と「のりものレース」があり、ともに希望者が出場してイベントで作った作品を披露。「作ったらそこで終わり」「作りっぱなし」ではないところが、「こどものアトリエ」の特徴です。

アトリエの入り口では子供たちの作品がお出迎え

エントランスには、子供たちがこれまでに作った作品が展示されています。まずは年長組が作った「新聞スティックアート」。細く丸めた新聞紙を使った立体的作品で、「てつぼう」や「ブランコ」「いえ」など、2〜3名が一つのグループになって作りました。「ブランコ」のところで立ち止まっていた女の子はお父さんに、「これ、動くんだよ!」とブランコを揺らして記念撮影。お父さんもわが子の作品に目を細めています。また、階段の壁には年少組の「あじさい」、天井には年中組の風鈴が風に揺れていました。こちらでも自分の作品を探している子、記念撮影をしている家族が見られました。

あそんでみよう!きってみよう!!やってみよう!!!

大きなビニール袋や紙、毛糸などを切って、ドレスやティアラ、変身ベルト、毛糸のぽんぽんなどを作ります。また、白い画用紙に切り込みを入れ、色付きの細い画用紙を入れて三つ編みをしたり、交互に編んだりといったことにもチャレンジ! ピンクや黄色、青い色の大きなビニール袋は、みるみるうちにドレスに仕上がっていきます。ピンクのドレスを着た女の子は、お母さんに肩や腰にリボンを結んでもらってうれしそう。いつもとは違う姿に変身できるこのコーナー、男の子も女の子も「切ってできたもの」を身につけたその表情は、少し凛々しく見えました。

こねて・まるめて・のばしてみよう!

白い粘土に赤・青・ピンク・緑・紫色など、いろいろな色の絵の具が用意されています。子供たちは白い粘土に好きな色の絵の具を混ぜ、こねていきます。手が青くなってもピンク色になっても一生懸命、集中してこねこね、こねこね…。色がついた粘土を星やハートにし、ビーズやボタン、スパンコールなどで飾りつけ。キーホールダーやヘアゴム、小物入れにしていきます。できあがった小物入れを大事そうに持って、先生に「これ、わたしが作ったの!」と目をキラキラさせて見せている子をあちこちで見かけました。自分で作ったものをほかの人に見てもらい、ほめてもらう。これが「自信」へとつながるのです。

カプラでいろいろなものをつくってみよう!

カプラとは長さ15センチ×幅3センチ×厚み1センチの木でできた積み木です。子供たちはカプラを積み上げ、タワーを作ったり、床に並べてドミノにしたりしています。タワーは子供の身長を超えているものもあり、三脚にのって積み上げている子も。また、ドミノは親子で協力し合って並べていました。カプラは単純だからこそ、作れるものの可能性は無限大。子供たちの創造力が試されます。

ダンボールコーナー

「ダンボールコーナー」があるホールは、大勢の親子で賑わっていました。ホールには大小のダンボールが用意されていて、子供たちは作りたいものや頭に描いた設計図に合わせてダンボールを取りに行きます。全体の形を作るためには大きなダンボールを、細かい部分には小さめのダンボールをといった具合です。ダンボールで作られるものの多くは、新幹線など乗り物系や家などの大作。このコーナーでは、お父さんが熱心にダンボールを組み立てていている姿が多く見られました。たとえば、あるお父さんは子供に何度も扉から出入りさせ、扉の締まり具合や大きさを真剣にチェック。出入りしている子供も楽しそうです。一方、木工ボンドを絵の具代わりにしてダンボールに顔を描いている子も。大人にはない発想です。自宅などではなかなかできないダンボールによる工作。「こどものアトリエ」だからこその貴重な経験になりました。

LET’S MAKE PIZZA

紙でできたお皿やチーズやトマトなどのトッピングが用意され、お好みのピザを作っていきます。ここでの作業はすべて英語。トッピングの材料も英語で表記されているほか、英語の先生が「What do you like?」と聞き、ピザ作りをお手伝い。好きなものを載せたら釜に持っていき焼きます。仕上げに粉チーズをかけて、できあがり。コック帽を被って、すっかりピサ職人になった子供たちは、「Yummy!」とにっこり記念撮影。ところで、このコーナーは「赤」で統一されていました。英語の先生やサポート役の大学生も赤色の服を着て、英語の先生はアクセサリーにまでピザ柄のものを取り入れるというこだわりよう。「雰囲気も楽しんでもらおう」という工夫です。また、このコーナーには入園を希望する親子も来ていて、英語の先生と楽しそうにピザを作っていました。

おしゃれ&ヒーローショー

作ったドレスを身にまとってお姫様に。また、変身ベルトをつけ、剣を持てばヒーローに! イベントの後半には、園庭で、作ったものを身につけ披露するファッションショーが開かれました。園庭には小さなランウェイと観客席。ランウェイを恥ずかしそうに歩く子もいれば、胸に手でハートをつくり、モデルさながらにポーズをとる子も。また、ヒーローに扮した子はカッコよく剣を振りかざしています。ファッションショーに出演した子供たちの衣装もみんなおしゃれで個性的。ショーの最後には、「子供たちの白い心を黒くしちゃうぞ」と、突然イカ大王が出現。イカ大王に出演者全員で立ち向かうという場面も。勇気をもってイカ大王に立ち向かったお姫様やヒーローには、小さな観客たちから大きな拍手と声援が送られていました。

ダンボールでのりものレース

ダンボールの大作に挑んだ子供たちが、自分が作った乗り物に乗って園庭を一周します。作られた乗り物は新幹線、ロマンスカーなどの電車に、車や飛行機、ロケット、潜水艦のほか、家や富士山という変わり種まで多種多彩。人気は新幹線ですが、ドクターイエローや、はやぶさとこまちが連結した車両など、いろいろな種類がありました。レースには基本的には親子で挑みますが、なかには家族4人で乗り物に乗っているご家族も。また、レース中、転びそうになったり、だいぶ遅れてしまったりした子もいましたが、どの子も最後まで諦めずに完走! そして、ゴール後には手作りのメダルが授与されました。そんなメダル授与でも印象的な場面を見ることができました。メダルは最初、先生が渡していたのですが、次第に子供たちがメダルを取りに行き、率先して友達に手渡しし始めたのです。一方、出場しない子は応援に一生懸命。出場者が少しでもつまずくと「がんばれーっ!」と大きな声で声援を送ります。そして、ゴールを見届けると、「がんばったね!」と健闘をたたえていました。

工作はもちろんですが、この日も「自らすすんで協力する」「友達のことを思いやる」玉川学園幼稚部の子供たちの姿を見ることができました。

TOPIC

この日は玉川大学教育学部の学生がボランティアとして参加。1年生も参加しており、幼児教育の最前線で子供たちに触れるよい機会になりました。こういった大学と幼稚部との連携ができるのも玉川学園ならではの環境です。