現役選手やコーチングスタッフから指導を受けてサッカーに取り組む。FC町田ゼルビアとの教育連携で、5年生スポーツ大会が行われました。

2019.01.16

5年生にとって、待ちに待った日がやって来ました。それが、12月13日(木)に行われたスポーツ大会です。この日児童たちが行ったのは、サッカー。クラスの半分で1チームとなり、勝ち点の合計をクラス対抗で競い合います。そしてこのスポーツ大会に毎年参加して指導するのが、FC町田ゼルビアの現役選手やコーチングスタッフの皆さんです。玉川学園が地域連携事業の一環としてFC町田ゼルビアとオフィシャルスポンサー契約を締結しており、幼稚部から大学まで、さまざまな教育連携を行っています。今回はFC町田ゼルビアの皆さんが各チームの監督となり、11月29日(木)に体育の授業に参加。児童たちとのコミュニケーションを深めると同時に、それぞれのチームで戦術の確認などを行ってきました。

この日はあいにくの曇り空でしたが、それでも記念グラウンドに集まった児童たちは元気いっぱい。まずはじめに、体育委員のとりまとめのもと、選手宣誓やルール説明など開会式が行われました。このスポーツ大会、勝ち点制で行われる点は通常のサッカーと同じですが、試合を男女各4分で行う点、オフサイドがない点など、独自のルールで行われます。またラスト1分で監督もプレーに参加することで、試合もさらに盛り上がります。

こうして、試合が始まりました。グラウンドを駆け回る児童たちに向けて、ピッチの周囲から応援の声が響きます。「ボールにたくさん触れよう」がテーマということもあり、どうしてもボールのあるところに児童たちは集まってしまいがちですが、ディフェンスのポジションをしっかり守るなど、チームスポーツであるサッカーを理解している児童も見られました。また、中盤でボールを奪うと一気に駆け上がり、ゴールを決める児童も。監督も驚くほどのスーパープレーに、応援していた皆から歓声が上がりました。

そしてラスト1分で監督が試合に参加すると、ボールをキープしたりロングパスを通したりと、プロならではの技術を披露。試合も俄然動き出します。そして試合終了のホイッスルが鳴ると、勝ったチームは大喜び。負けたチームは応援していた児童までへたり込むほどの悔しがりようでした。

試合が終わるたび、監督を中心にチームで輪になり意見を出し合います。たとえば負けたチームでは「何で負けちゃったと思う?」と監督が児童たちに聞くと、「しっかり守らなきゃダメ!」、「もっと広がったほうがいいよ」など、皆で意見を出し合って次の試合に臨む姿が見られました。

各チームが4試合を戦い終え、最後に結果発表がありました。優勝した白樺組は、FC町田ゼルビアの現役選手・コーチングスタッフとのエキシビジョンマッチに臨みました。ほかのクラスが応援するなか、プロの現役選手相手に果敢に挑戦する姿が印象的でした。

閉会式では優勝した白樺組に記念のトロフィーが手渡され、全員から大きな拍手が送られました。また、FC町田ゼルビアの皆さんからも「皆が一生懸命サッカーに取り組んでいる姿がとても良かったです」、「勝つことも大事ですが、皆でサッカーを全力で楽しんだことが大切です。これからもいろいろなことに全力で取り組んでください」といったメッセージが5年生たちに送られました。最後に体育委員から「勝ったチームは嬉しく、負けたチームは悔しいと思います。でもそのように感じるのも対戦相手がいるからであり、精一杯戦ったからこそです。これからもこの気持ちを忘れずに、何事にも一生懸命に取り組んでいきましょう」という閉会のあいさつがあり、体育委員全員に感謝の拍手が送られました。

優勝した白樺組の児童たちに話を聞いてみました。
「この大会で優勝したいと思い、6月頃から皆で作戦を立ててきました。守りを固めてカウンターを狙う作戦が上手くいったと思います」と、サッカー選手のような感想を語る児童もいれば、「皆で声をかけ合いながらプレーすることができました。今回の優勝で、クラスの仲がより一層深くなったと思います」と、クラスについて語る児童もいました。サッカーを通してコミュニケーションを深めたことは、これからの学校生活のプラスとなることでしょう。