K-12プロジェクト「思考スキルを育てる授業」の研修を実施しました

2012.07.27

7月24日(火)、K-12教員約90名が低学年校舎に集い、「思考スキルをどのように育てるか」をテーマとして研修を行いました。講師は関西大学総合情報学部の黒上晴夫教授です。黒上教授は、思考力育成の学習指導の第一人者であり、学習指導要領はじめ文部科学省関係のお仕事を担当されています。

今回の研修は、K-12教員で構成されるプロジェクト・メンバーにより、企画・実施されました。このプロジェクトは、玉川学園が掲げている「Tamagawa Vision 2020」における「子どもの学習力向上」のために実施しているものです。その活動の1つとして思考スキルに関する意識向上のための研修を行いました。

授業中に子どもたちにはよく「考えなさい」と言います。しかし、それだけでは子どもたちは何を、どのように考えればよいのかがわかりません。そこでまず、「考える」ということを、「比較する」「分類する」「多面的に見る」「関連づける」「構造化する」「評価する」などのようにブレイクダウンしてとらえるのが大切であることを、わかりやすい説明をうかがったり、実際の演習を行ったりしながら理解しました。また、考えさせる時に使うと効果的な「ベン図」「マトリックスの表」「マインドマップ」「ピラミッドチャート」や、長所と短所をリストアップする「PMI図」(Plus Minus Interesting)をはじめ、さまざまなシンキング・ツールの紹介もありました。

子どもたちに何をどのように考えさせるか、思考スキルをどのように育てるのかについて、多くのヒントを得ることができた研修となりました。

  • 幼稚園(KindergartenのK)から始まり高等学校を卒業するまでの間を、本学園では「K-12」と呼んでいます。幼児教育、小・中・高等学校という、学校間の教育の連結性・一貫性を考えるコンセプトとして使っています。