iPadで「幼稚部の思い出」作り

2013.02.15

2月13日(水)~15日(金)、iPadを活用した表現活動「メディアであそぼ!スタートプログラム編」が、幼稚部年長クラスにおいて開催されました。この活動は、昭和女子大学 人間社会学部 駒谷真美准教授が中心となり進めている「最新メディア教育を活用した幼小連携スタートプログラムの開発研究」の実践部分が幼稚部において行われたものです。

活動の目的は、楽しく上手にメディアと向き合いながら、コミュニケーション能力を育成し、幼稚園から小学校への滑らかな接続を行うことにあります。

具体的には、園児4人1グループが、子ども用映像制作の最新アプリが入ったiPad 1台を用いて、幼稚部の思い出をグループごとに発表するという内容です。(1グループにつき1人の幼稚部教諭か昭和女子大学と玉川大学の教育学を学んでいる学生がiPadの操作を援助します。)

1日目は、園児たちがiPadに触れ、機械の使い方を覚え、「幼稚部の思い出」の素材を探しに行きました(写真左上)。2日目は、グループが前日にイメージした「幼稚部の思い出」を写真に撮り、音声メッセージや動きをつけるなど工夫を加えて写真のまとめ。3日目は、自分たちの「幼稚部の思い出」をiPadを使って発表しました。

2日目の活動において、園児たちからは「この写真がいいよ!」「写真に音楽を入れてみよう!」「僕たちの声を録音しよう!」「写真に動きをつけてみよう!」と活発な意見があがりました。

駒谷准教授は「作品を完成させる過程において、園児一人ひとりがみんなの前で自分の意見を出すことに慣れていきます。その安心感が、自己肯定感につながるのです。」と言います。

今回の経験を通して、園児たちは自分の意見を主張するだけでなく、友達の発表を聞いて自分たちと違う見方や良さがあることに気付いたようでした。小学校に入ってからの自分の「居場所探し」にも、きっと役立つことでしょう。