『つながる、つなげる、模擬選挙』文部科学省の記者発表において硤合教諭が活動報告

2013.07.05

7月4日(木)、「未成年“模擬”参議院議員選挙2013」記者発表において、本学園地歴・公民科の硤合(そあい)宗隆教諭が、これまで実施してきた「模擬選挙」の取り組みについて報告しました。この記者発表は東京・霞が関の文部科学省記者会見室で行われ、メディア関係者12人が出席しました。

記者発表は、模擬選挙推進ネットワークが主催。「未来の有権者」となる19歳以下の人々を対象にした「未成年“模擬”選挙2013」の実施について、事務局より詳細に説明されました。この模擬選挙は、7月21日(日)に投開票となる「第23回参議院議員選挙」に関連した活動です。昨今議論されている憲法改正、少子高齢化、TPP、国債発行、エネルギー問題、震災からの復興といった社会課題について、有権者と同様に「未来の有権者」も考えていることを広く社会に伝えることをねらいとしています。なお、この活動は文部科学省と東京都選挙管理委員会等から後援を得られています。

事務局からの説明と他校での活動事例に続き、硤合教諭が本学園の「模擬選挙」の取り組み内容を紹介。「模擬選挙は、2002年より中学・高校の地歴・公民科における政治分野の体験学習プログラムの中で行っています。その時々の政治情勢に応じながら、国政選挙や地方自治体選挙の時機を活用し、これまでに13回の模擬選挙を実施してきました。」と、記者に対して説明しました。

本学園の活動の特徴は、なるべく「現実の選挙」に近いかたちで行っていることです。例えば、投票箱や投票用紙の記載台は、町田市選挙管理事務局からお借りします。また、有権者名簿の確認、二つ折りの投票用紙を手渡すなどのプロセスの面でも工夫があります。生徒たちは、実際の選挙公報やマニフェスト、新聞・メディアを見ながら、誰に投票すべきかを熟考します。

こうした活動の成果として、硤合教諭からは「投票という行為は5分程度です。それにきちんと価値を見出してもらえていると思っています。ある卒業生からは、実際に20歳を迎え有権者になった際、『模擬選挙を経験していたので、抵抗感なく投票所に行けた』という声がありました。」と報告しました。

事務局によれば、「未成年“模擬”参議院議員選挙2013」は、全国の小・中学校、高等学校及び大学など約30か所以上で実施。全体で19歳以下の1万人以上の投票が見込まれるそうです。スケジュールは実際の選挙期間と同じで、ウェブや街頭での投票が受け付けられます。模擬選挙の投票結果は、実際の選挙結果が明らかになった後、公表となるとのことです。

本学園での模擬選挙は、来週8日(月)に9-12年生(中3-高3)に呼びかけつつ、9・10日(火・水)には、9年生(中3)の授業で学習しながら実施します。例年、本学園で投票する生徒たちの見る目は確かで、実際の選挙と開票結果にほとんど差がないとのことですが、今年の「未来の有権者」たちはどのような判断をするのでしょうか。今回も現在の事務局や自治体との「つながり」を持ちながら、将来、実際の有権者としての投票という行為に「つなげる」ことを大切にしていきます。