小学5年生 美しい日本語の話し方を学ぶ-劇団四季による特別授業-

2013.07.18

7月12日、劇団四季の方々による特別授業「美しい日本語の話し方教室」が開かれ、小学5年生が日本語を正しく話すためのポイントを教わりました。

児童は、日々ステージに立っている俳優さんを目の前に、ワクワクドキドキ。磨かれた声、表情豊かに話す俳優さんたちの授業に引きこまれていきます。

はじめに、日本語を発音する時には、母音(アイウエオ)をきちんと話すことが大事だということを学び、「アの発音をする時は、りんごをかじるように大きく開けましょう」と母音の発声を口の動かし方から教えてもらいました。そして、「おはようございます」を“母音法”で発音することに挑戦。“母音法”とは同劇団が日々欠かさずにおこなっている母音だけで話す練習法です。「オ ア オ ウ オ ア イ ア ウ」、慣れない母音法に最初はとまどいながらも、繰り返した後の「おはようございます」の音の響きに大きな変化が。一音一音はっきり発音されていることがわかり、母音の重要性に気づいた様子でした。その後も母音と子音の違いや母音がつながる連母音、きちんと伸ばす長音など、発声の仕方をわかりやすく説明していただき、発音を変えるだけで相手への伝わり方もずいぶん違うことを学びました。

その後、応用編として、ファミリーミュージカルのテーマ曲「友だちはいいもんだ」を歌いました。母音法で歌う練習からはじめ、最後は輪になり、歌詞の意味を理解しながら友だちを思う気持ちを大切に合唱。ていねいに歌われた日本語、やさしさに包まれながら美しいメロディーが教室に響きわたりました。

授業を受けた児童からは、「とっても楽しかった。俳優さんと一緒に歌えてうれしかった」「母音を意識して話すことによって、気持ちがきちんと伝わることがわかった」という感想が聞かれました。

普段何気なく話している日本語。「話し方」の練習を通して「言葉」に意識をおき、自分の考えを正確に伝えるためにはどうしたらいいのか、そのための方法を学ぶ貴重な機会となりました。