学生企画のお芋掘り会に小学生が参加

2013.11.07

10月30日(水)文学部と教育学部の学生7人が、町田市の玉川学園子どもクラブ「ころころ児童館」の児童を対象に、農学部農場におけるお芋掘り会を企画しました。この企画は「社会教育実習」の授業科目の中で行われる演習の1つです。この科目の履修は、社会教育主事の取得を希望する学生に履修が義務付けられています。

今回の企画のねらいは、①自然体験活動を通して子どもとの接し方を学ぶ、②企画・運営・実施する力を身に付ける、③リーダーシップ・協働することを学ぶ、④人のつながりや学習する組織づくりを学ぶ、⑤学校・家庭・地域の連携協力の意義や課題を学ぶことです。異なる学部の学生たちが、授業内で企画を立案し、児童館や農学部への交渉に至るまでのすべてを、担当教員の助言を得ながら学生たちが実施しました。

学生たちは、20人の児童を児童館まで迎えに行き、農学部農場まで安全に配慮しながら誘導します。正門にて学園内をわかりやすく描いた地図を渡された児童は、ポイントを見つけるたびに大はしゃぎ。正門→池→大体育館→健康院→大学9号館→りんどう食堂→大学5号館→大学6号館→大学7号館と農場に着くまでの道のりも楽しく過ごしました。

農場に到着すると農学部の有山浩司技術指導員が蔓(つる)を切るところから、芋の掘り方を説明してくれました。ポイントはサツマイモの根を繋げたまま掘ることです。根がつながった状態で3週間くらい置いておくと、根を通して栄養が行き来でき、芋の部分が均等に美味しくなるからです。

児童は、二人一組でチームを作り、根を繋げたまま掘るために、細心の注意を払いながら一生懸命お芋を掘り起こしていました。一番長く根を繋げたまま掘ることができたチームには、学生手作りのメダルが渡されました。

参加した児童は、「すごく疲れたけど、全部楽しかった」「お芋が抜ける瞬間が気持ちいい」「長い根っこの先端をそっと取るのが大変だった」と話してくれました。

また、企画・運営に携わった学生たちからは、「人とのつながりによって、可能性が拡がっていくことを実感した。」「企画・運営・実施を通しての大変さはあったが、子ども達の笑顔を見ることができて、やりがいを感じた。」「全体を見ることの難しさなど、やってみて初めて気付くことが多かった。」という感想がありました。

なお、今回掘った芋は約3週間寝かせると美味しくなるので、そのタイミングを考慮してころころ児童館においてやきいもパーティーが開催される予定です。

今回の活動は、学生が能動的に学ぶというアクティブ・ラーニング(学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称)になるとともに、児童館と連携したことで、地域を志向した教育や地域貢献にもつながる取り組みでした。また、ワンキャンパスだからこそ実現できたことなので、今後も、学内外との連携を図り、本学らしさを生かした教育に取り組んでいきたいと思います。

1.地図を手に探検気分で農場へ
2.真剣に説明を聞く様子
3.土をほぐしてもらうところ
4.いざ芋掘りの体勢に
5.大きなお芋が見えてきた
6.いっぱい採れたね~
7.先生、深い所は助けて~
8.こんなに長く掘れたよ
9.学生の手作りメダル