【動画付】手や体を動かして学ぶ夏の特別講座「サマースクール」

2014.08.20

7月28日から30日まで、夏の恒例行事となっている「サマースクール」が今年も開催されました。
幼稚部、低学年(小学1-4年生)を対象に3日間で開かれた講座は114。
多くの園児がプログラムに参加し、非日常の体験型学習に目を輝かせていました。

講座数も内容も充実した「いつもとは違う学びの場」

夏休みを前に開かれる「サマースクール」は、2006年に低学年(小学1-4年生)に導入され、3年後の2009年からは幼稚部の園児たちも参加できるプログラムが実施されるようになりました。2014年のサマースクールでは114の講座が開講され、そのうち、園児が参加できる講座は30を数えます。内容も「サッカー教室」や「デンマーク体操」「一輪車」「チアダンス」などスポーツ系のものから、「水鉄砲」「消しゴムスタンプ」「髪飾り」「エコバッグ」などを自分たちの手で作る工作系、MMRC(マルチメディアリソースセンター)探検などバラエティに富んでいて、子供たちだけで参加するものだけでなく、親子で参加できるものもあります。

講師も隣にいる人もすべてが「非日常」

この「サマースクール」の特徴の一つが、園児の希望・関心に沿って講座を自由に選べることです。正課の時間内においても教員の指導のもと、さまざまな体験を通して学ぶ機会を設けていますが、この「サマースクール」は1コマを80分に設定し、そのプログラムに没頭できるようにしています。講座によっては年少から年長までの園児が一緒に参加するため、日頃あまり交流がない異年齢間の交流もできます。子供たちにとっても、日常とは異なる環境下での体験で、冒険心や探求心、挑戦する気持ちなどが大きくなるようです。

「サマースクール」のもう一つの特徴が、玉川学園のスケールメリットを最大限に活かした講座が用意されていることです。幼稚部の園舎だけでなく、小・中・高の諸施設もその会場となっているばかりか、それぞれの専門家が講師として指導にあたっています。例えば、「水鉄砲」の講師は小学部の教員ですし、「サッカー教室」は、オフィシャルスポンサー契約を締結しているFC町田ゼルビアの選手やコーチが講師を務めています。さらに、「チアダンス」や「リトミック」「髪飾り作り」「エコバッグ作り」など多くの講座で、高等部の生徒がボランティアスタッフとして参加し、園児たちにアドバイスを送る姿が見られました。

楽しい経験を興味のきっかけに

「サマースクール」を受講して得られるメリットはどのようなことがあるのでしょうか? 幼稚部の櫻井 利昭(さくらい としあき)部長は、「この子はこれができる、できないといったレッテルのようなものが貼られていない状態で思う存分関われることが挙げられます。どの講座も時間内で1つの形ができあがるところまで進めますので、子供たち自身が“これができた”という経験ができます。また、学習のように何かにつまずいてしまうとその先に興味が向いていかないというような状況が発生しません。遊びの中から自分の得意分野を見出したり、その延長で学びへの興味が喚起されたりということにもつながっていくでしょう。講師やスタッフとして参加している生徒・学生たちも、楽しい雰囲気作りを心がけてくれていますし、子供たちの興味のきっかけづくりにつながっているという意識を持ってくれています」といいます。

教員側にも子供たちがどんなことに興味を持っているのか、普段あまり表に出てこない子供たちの得意分野の再発見にもなっているとも。親子で参加できる講座では、保護者の方々は子供たちの“家庭では見せない姿”や“こんなことができるようになっていた”という成長の様子を間近で見られる絶好の機会になります。 年々、規模や講座内容の拡充が図られている「サマースクール」。今後は、3日間連続して受講できる講座の充実とともに、単時間枠で完結する講座の充実も図っていくことも視野に入れているとのこと。一人ひとりが夢中になって取り組み、充実した時間を過ごすことができる環境がさらに増えそうです。

サッカー教室

チアダンス

デンマーク体操

エコバッグ作り

リトミック

水鉄砲

髪飾り作り