学生インタビュー~先輩たちの学修スタイル~
教員免許状取得コース
資格取得コース
※学修計画に記載されたスクーリングの名称・種類は2024年度までのものです。

越野 裕一郎さん(千葉県在住)プロフィール
高校卒業後、保育園でアルバイトをしながら小学校1種免許状取得を目指し、4年間での目標達成を果たす。
2025年度千葉県教員採用試験合格
「完璧」にこだわらず
自分のペースで学ぶことが大切
幼いころから弟妹の面倒を見ることが多く、教えることの楽しさや尊さを感じたことが教師を目指したきっかけです。入学直後に大量の教科書が自宅に届いたときには気持ちが引き締まりました。
私は、最短期間の4年間で卒業する目標を立てて学修に取り組みましたが、最初のレポートは「完璧」にこだわってしまい完成までに1か月を要しました。これも大切なことですが、まずはレポートを提出してみることが学修の始まりだということを、返却された先生のコメントを読んで感じました。なぜなら、レポートを介した先生とのやりとりが学修内容の理解を深める最も重要な学びだったからです。
通信教育で学ぶ上で常に意識したことは、日々の生活リズムを崩さないようにすることです。そして、年度初めに立てた学修計画を1年ごとに守りぬくことを心がけました。私は、自宅学修とスクーリングを組み合わせて学修を進めましたが、できるだけ早く「自分のペース」をつかむことが、通信教育で成果を上げる最大の秘訣だと感じています。


\オススメ科目/
音楽(スクーリング履修〈対面〉)
教職課程ではなく、卒業コースの必修科目として位置づけられ、手遊び歌から混声合唱など「歌うこと」を通して音楽の価値を考える授業で、全人教育に基づく「音楽」を体感できます。グループ同士の発表会もあり、他コースの方とも交流を深めることができました。
後輩へのアドバイス
豊富な現場経験を持つ先生方の熱心な指導で教師としての資質を磨くことができ、共に学ぶ仲間の存在と深い交流は自分を奮い立たせてくれました。そうした環境で学べることが玉川大学の強みだと思います。
遠方にいても安心して学べる環境

汾陽 大雅さん(⻑崎県在住)
地元長崎県にいながら、教員養成で定評のある玉川大学で学べる魅力は大きく、すぐに入学を決意。当初は不安もありましたが、オンラインのサポートも充実しており、遠隔地のハンディをそれほど感じず、安心して学修を進めることができています。
豊富に用意されているガイダンス動画の中で、入学後すぐに視聴したのは、「学修スタートアップガイダンス」と「レポート作成ガイダンス」です。学修計画の立て方やレポートの取り組み方など、基本的な事項についての解説が具体的で大変役立ちました。私は、わからないことが生じたときには「WebTAMA」の質問機能を頻繁に利用します。迅速な回答で疑問点がすぐに解決するため、効率的な学修につながっています。提出したレポートに対する先生方のコメントも各科目の理解を深めるうえではとても重要。アドバイスをもとに再度書き直していくことで確かな知識が身についたと感じています。遠方にいても気軽に受講できるオンラインスクーリングは、リアルタイムの授業のため、同じ目標に向かって頑張っている仲間とコミュニケーションを図る貴重な機会でした。
どこにいても学びやすい環境を最大限に活用し、今後も目標に向かって努力していきたいと思います。
多方面からの心強いサポートに感謝

浜田 真理さん(高知県在住)
地元である高知県の中学校に勤務し、学校支援員として中学生と向き合う中で、初等教育の重要性を強く感じたことが、小学校教諭の免許状取得を目指したきっかけです。
遠方在住の私にとって、「WebTAMA」「EduTrack」のオンラインサポートは強い味方です。新たな科目に取りかかる前には必ず、「WebTAMA」でシラバスを熟読し科目ごとの到達目標を把握。そして、「EduTrack」の学修指導書や担当教員の解説動画を確認しています。「EduTrack」にはさまざまなガイダンス動画が用意されているので頻繁に閲覧しますが、なかでも、教職関連の動画には指導案の書き方についての丁寧な説明があり、教育実習中は非常に役立ちました。さらに、学生会の運営する「Tama café」ではzoomで先輩に質問することもできます。キャンパスへ行かなくとも他の受講生と交流できる機会は多く、期待以上の環境でした。
通信教育は一人で頑張るイメージがありますが、あらゆる方面からの心強いサポートに支えられ、安心して学ぶことができています。素晴らしい先生方にも巡り会えて、知識を深め自己成長するためには理想的な場所だと思います。

丸山 純礼さん(神奈川県在住)プロフィール
大学時代はラクロス部主将として活躍。卒業後、特別支援員をしながら、小学校1種免許状取得を目指す。
2025年度東京都教員採用試験合格
玉川の厳しさ=学びの濃さ
今、学ぶことがとても楽しい
さまざまな迷いや悩みがあった大学時代、⼩学校の恩師からの励ましの⾔葉に救われたこと、部活の主将を経験して学級経営や教えることに魅力を感じたことが、教師を目指したきっかけです。説明会に参加した際の模擬授業の面白さや現場の先生方からの定評もあり玉川大学への入学を決めました。
私は2年間で目的を達成するために、スクーリングメインの計画を立てて学修をスタート。レポート作成のために活用した補助動画は、大変わかりやすく学修の支えになり、先生方からの具体的かつ丁寧な添削指導は、学修意欲を高め、モチベーション維持につながりました。スクーリングや教職講座では教育現場で活躍された先生から直接ご指導いただき、採用試験受験に不安なくチャレンジすることができました。
玉川大学は「厳しい」という声を耳にしますが、それは、教育の質の高さと先生方の熱心さの証しでもあるのです。
今は修了するのが惜しいと思うぐらい学ぶ楽しさを噛みしめています。


\オススメ科目/
教育相談の理論と⽅法(スクーリング履修〈対面〉)
いじめや不登校、虐待、学級崩壊など学校現場で起こるさまざまなトラブルへの対応などについて、経験豊富な先生のアドバイスを受けながらグループワークで活発に討論。そのときに学んだことが教員採用試験の面接で大いに役立ちました。
後輩へのアドバイス
通信教育は孤独ではありません。玉川大学なら熱心に指導してくださる先生方、同じ夢を持つ仲間たちとの絆を感じながら学ぶことができると思います。ぜひ挑戦してみてください。

渡邉 桂子さん(山口県在住)プロフィール
一般企業で働きながら、教員免許状の取得を目指して玉川大学へ入学。2023年9月小学校1種免許状取得。 2024年度 山口県教員採用試験合格。
「2年間での教員免許状取得」を目標に学び方や働き方、生活を見直しました
入学当初は仕事と両立していましたが、忙しくなると思うように学修が進まず、1年目の途中からは、週4日の児童クラブでのアルバイトに切り替えました。多くの子供とかかわることで学修内容の理解が深まり、さまざまなメリットを得られたと思います。
レポート添削では毎回丁寧な、時には厳しいコメントをいただきました。何度も書き直したことが知識を定着させ、高い学びへのモチベーション維持にもつながったと感じます。また、補助動画配信や質問機能など、オンラインでのサポートを活用したことで、遠隔地のハンディをそれほど感じず学修を進めることができました。スクーリングでは多様な物の見方、考え方に接することができ、学修面への影響だけでなく、自分自身の成長にもつながりました。
高い授業力を持ちながらも児童一人ひとりに寄り添える教師となるのがこれからの目標です。





\オススメ科目/
教職実践演習(スクーリング履修〈対面〉)
教育実習終了後に受講します。先生や各受講生の個性ある模擬授業を見ながら、より良い授業の検討を行います。先生の意見を参考に、学生同士で意見交換しながら学び合い、新しい視点を発見できました。
後輩へのアドバイス
通信制で学ぶと、全国に同じ夢を持った仲間がたくさんいると気づけます。それを実感するのはスクーリング。この機会に、いろいろな相談ができる友だちを見つけられると思います。

稲野 純弥さん(愛知県在住)プロフィール
国立大学医学部卒業後、公立病院で働きながら、歴史を教える教師への第一歩を踏み出す。
2025年度名古屋市教員採用試験合格
高校生に戻ったつもりで
教科書を学び直しています
公立病院の診療放射線技師としてさまざまな子供たちと接したことで、教育の大切さに開眼し、彼らの人生に寄り添う教師という仕事に関心を持つようになりました。折しもコロナ禍やウクライナ戦争などで世界が混沌とする中、若者が世界と社会をもっと知る重要性に気づき、そこで導き出した自分の新たな道が高校で歴史を教える教師です。
入学後は、働きながら無理なく学び、3年間かけて教員免許状を取得する計画を立てました。私は理系だったこともあり、異分野となる高校の世界史や日本史の教科書を集めることからスタートし、学び直す気持ちで学修に取り組みました。名古屋市在住のため自宅学修中心となりましたが、受講したスクーリングを通して、幅広い世代や職業の方々と知り合い、多様な考え方や意見に触れられることはとても新鮮でした。スクーリングは自らの教員としての資質を深く考えるきかっけにもなった貴重な経験だったと思います。
玉川大学で学んだ成果を生かし、一人ひとりに寄り添い、個々の可能性を最大限に引き出せるような教師になることが、これからの目標です。


\オススメ科目/
教職実践演習(スクーリング履修〈対面〉)
教職課程の集大成となる科目で3年目に対面スクーリングで受講しました。グループワークを通してさまざまなパターンの生徒指導や保護者対応について意見交流を行い、これまでに修得した知識とスキルを振り返る機会になりました。教師としてさらに修得すべき事項についても学びを深めることができました。
後輩へのアドバイス
遠隔地に住んでいても、スクーリングの機会を生かして、異なる立場でさまざまな経験を積んでいる方々と交流することが学びを深めるうえで最も大切だと実感しました。それが、玉川大学で学ぶ大きな魅力だと思います。

並木 文弥さん(東京都在住)プロフィール
4年制大学法学部卒業。在学中から憧れを抱いていた「教育」の仕事を志し、通信制高校講師を務めながら玉川大学で高等学校の公民1種免許状の取得を目指す。副免履修制度により高等学校地理歴史免許状も取得。
2023年3月教員免許状取得。
多彩なスクーリングやICT教育の充実など、通信教育で学ぶ学生への優しさを感じます
私が玉川大学を選んだのは、働きながら免許状取得を目指す環境が整っていたから。多彩なスクーリング、年9回とチャンスの多い科目試験、「EduTrack」のテキスト履修補助動画など、学生への優しさを感じる教育システムであると感じました。その印象は入学後も変わりません。たとえば、履修や教育実習に関する疑問点などをメールで問い合わせると、翌日にはとても丁寧な回答が戻ってきます。この「スピード感」が時間を惜しんで学ぶ私たちにはとてもありがたいのです。レポートの添削にも、先生方の学生に対する熱意を感じます。日々学びを深めながら教員としてのあるべき自分が見えてきたと感じています。
一日のスケジュール

並木さん(正科⽣履修2:高等学校公民免許状取得コース)学修計画(4月入学)
■⾃宅学修メイン型:修得単位65単位
1年目 【スクーリング:2科目4単位/⾃宅学修:20科目36単位/合計単位40単位】

2年目 【スクーリング:1科目2単位/⾃宅学修:10科目20単位/教育実習:3単位/合計単位25単位】

\オススメ科目/
倫理学(対面スクーリング)
「平等とは何か?」「平等と公平の違いは?」「機会の平等と実質的平等」について学生同士のディスカッションを通して学びを深め、生きていくうえで大切な知見を学べました。「全人教育」という教育理念により、人間教育に重きをおく玉川らしさを感じる授業でした。
後輩へのアドバイス
もし目標があるのなら、学び始めるのに遅いことはありません。学生に優しい学修システムと熱意あふれる先生方があなたの挑戦を待っています。

渡邉 千尋さん(神奈川県在住)プロフィール
大学院で公認心理師資格を取得。児童相談所での勤務を経て、地域社会との関わりを深めたいと考え司書資格取得を目指す。
「学ぶことに早い遅いはない」
子育てしながら司書資格取得
入学を決めたとき、子供はまだ6か月。当初は不安や迷いがありましたが、スクーリングに参加し、それぞれの事情を乗り越えて学ぶ仲間たちと関わる中で「学ぶことに早い遅いはない」と気づかされました。とはいえ、子育てしながらでは学修計画を立てづらく、スクーリングや科目試験の日程は家族の予定を調整しながら決めています。
自宅学修スタート時からレポート作成まで、繰り返し確認するのが「EduTrack」の学修指導書です。学修をよりよく進めるためのエッセンスが記され大変役立ちました。提出したレポートへの具体的かつ専門的なアドバイスは玉川大学のレベルの高さを実感します。私は、スクーリング受講前に履修すべき科目を優先して学修したことで、各科目の理解をより深めることができました。
思い通りに学修時間を確保できないこともありましたが、「母親モード」と「学修モード」を切り替えながら着実に学修を進めています。


\オススメ科目/
情報サービス演習A(スクーリング履修〈対面〉)
資料や情報を求めて図書館に訪れた利用者をサポートするレファレンスサービスについてキャンパス内の教育学術情報図書館で演習を行いました。他の受講生と手分けして資料を検索し、回答を作成するグループワークは、実践力を養う貴重な機会でした。
後輩へのアドバイス
通信教育といっても各科目のレベルはかなり高いです。その分、先生方の指導やサポートも手厚く、学生の学びたいという意欲にきちんと応えてくれる大学だと感じています。
図書館での実務に直結した実践的な学び

長屋 彩華さん(神奈川県在住)
5年前から母校の音楽大学で図書館員として働いています。職場の研修で見学した玉川大学教育学術情報図書館の豊富な蔵書と充実した設備に圧倒されたことが、玉川大学を選んだ理由の一つでした。
通信教育は確かに一人で黙々と取り組むことが多いのですが、的確で親身なレポート添削をしていただいたり、チャット機能を介した他の受講生との情報交換の場を提供いただいたり、励みになっています。スクーリングでは資料検索、データベースやレファレンスサービスの実践について学んだ「情報サービス演習」が印象に残っています。まさに今の仕事に直結する内容で、学んだ成果をさっそく日々の利用者への案内に役立てることができました。情報化の進展で図書館のあり方も変化していますが、玉川で学んだ知識を生かし、新しい時代に対応できる司書として成長していきたいと思っています。

秋田 圭一さん(神奈川県在住)プロフィール
理工科系大学院博士課程修了。
新しいスキル獲得のため、企業技術者として勤務しながら「学芸員」資格取得を目指す。
電子データ化とネットのフル活用で
学修の効率化を図りました
昨今、中高年のリスキリングが話題ですが、私も新しい専門性の獲得を目指し、以前から関心があった学芸員資格の取得を思い立ちました。他大学と比較検討し、学費がリーズナブルであること、学内にある教育博物館で実習を受講できることが玉川大学への入学の決め手になりました。
働きながら学修を進めていくうえでの最大の課題は時間の有効活用です。そこで各科目の教科書や紙の参考資料をできるだけ電子データ化し、いつでも、どこでも自分のパソコンやタブレットで閲覧できる環境を整えました。参考文献には、文科省・文化庁や研究機関のホームページで公開されているPDF資料も利用しました。学修に関する疑問点や質問は、「WebTAMA」を活用。毎回迅速な回答をいただき、ストレスなく学修できたと思います。また、「EduTrack」の学修指導書はレポート作成前に必ず熟読しました。ネット環境をフル活用して学修に取り組むことが、最短ルートで資格取得を目指すコツだと思います。


\オススメ科目/
博物館資料保存論(テキスト履修〈自宅学修〉)
究極的には物質である博物館資料などの劣化防止について科学的視点から学びました。
理系出身である自分の専門分野に近い内容でしたので、大変興味深く取り組めました。
その結果、「完璧です」というレポート評価をいただき、モチベーションも上がりました。
後輩へのアドバイス
通信教育で学ぶコツはレポート提出や試験など具体的な期限や目標を決め、一つひとつ確実にクリアしていくことです。頑張っただけ必ず結果は得られます。

松永 英一郎さん(埼玉県在住)プロフィール
百貨店の宣伝部でイベント企画を担当。仕事を通して学芸員とかかわるうちに、自らも学芸員の業務に興味を持ち資格取得を目指す。
2023年7月学芸員資格取得。
会社員としてのステップアップを目指して時間を効率的に使って学びました
上司が玉川大学の通信教育で学芸員資格を取得したことを知ってから「いつかは自分も!」と思い続けてきました。念願かなって30年ぶりに大学生として学ぶ機会を得られ、在学中は常に前向きな気持ちで学修に取り組むことができました。
もちろん会社員として働きながら学ぶことは簡単ではありません。しかし「WebTAMA」や「EduTrack」など玉川独自のオンラインシステムの活用や仕事の繁忙期以外に集中して学修を進めるなど、時間を効率的に使うように努めました。また、単位修得のための科目試験をスムーズに受験できるよう、早めのレポート提出を心がけました。
キャンパスでの対面スクーリングでは指導される先生方の熱意にうたれ、若い学生たちに励まされながら、学ぶ意欲をあらためて掻き立てられました。資格取得だけでなく、「博物館」の役割を多角的に学ぶことができたことは大きな収穫でした。今後は学んだ知識とスキルを生かし、これまで以上に多くのお客様に喜んでいただけるイベントや展覧会を企画・運営できるよう取り組んでいくつもりです。




\オススメ科目/
西洋美術史(テキスト履修)
先史、古代からの西洋美術の流れや、美術作品と当時の社会との関わりについて学びました。多くの参考文献を集め、論理的にまとめるのは難しかったですが、先生の丁寧な添削をもとに満足できるレポートを作成することができました。
後輩へのアドバイス
社会人が仕事以外の場で学ぶという経験は、知識の習得だけでなく学修習慣も身につきます。普段の仕事はもちろん、あらゆることに前向きに取り組めますので、多くの方に年齢に関係なく学んでほしいですね。
学芸員の仕事に対する理解がいっそう深まった博物館実習

河原 秀名子さん(東京都在住)
ITコンサルタントとして働いていた会社を退職し、学芸員資格取得を目指したのは、将来的に文化芸術にかかわる仕事に就くための決断でした。学費の安さや最短1年での取得が可能であること、学内の博物館で実習ができることに魅力を感じ玉川大学へ入学しました。
通信教育ではモチベーションを高く持つことが求められます。私はまずスケジュールと具体的な学修手順を決め、やるべきことを明確化することで、スムーズにレポート作成や試験に取り組むことができました。
テキスト学修では主に博物館と来館者の関係に注目しながら学んでいましたが、博物館実習では学芸員が手掛ける業務やマインドセットが具体的にイメージでき、より解像度を上げて仕事の意味や役割を理解できました。また実習のグループワークで世代やバックグラウンドが異なる人々と議論してアイデアを出し合った経験も非常に有益でした。玉川で学んだ経験を自信として次のステップに進みたいと思います。
博物館実習とは?
学芸員コースの学びの最終段階に位置するものです。実習では、主に歴史・美術系博物館の活動の実態や学芸員の業務内容を学びます。また、理論をもとに求められる知識と技術を習得して職業意識の確立と実践的能力を養い、学芸員としてのスタートラインに立てるようになることを目標としています。

仕事と学びを両立し、社会教育士になる目標を達成

原田 貴己さん(神奈川県在住)
学校の事務職員として働いています。大学時代に興味ある市民講座に参加したことがきっかけで社会教育に関心を持ち、学校と地域の連携、生涯教育などの必要性が謳われる時代の流れの中、「事務職員でもできることはある」と考え、資格取得を決意しました。
玉川大学の社会教育実習は、新たに自ら実習先の社会教育施設を開拓しなくとも、入学前から参加していた社会教育活動があれば実習として認められるのが特長です。そこで私は、以前から継続している環境教育に関わるNPO活動をピックアップし、これまで行った複数の活動を改めて文章化しました。そして、今後の課題を見いだすという省察を行ってレポートを作成。その中で、社会教育における自分なりの心がけを「17の格言」にまとめました。
一方、スクーリングでは多様な職業、年代の方と共に考え、自分にはない視点を知ることで学びが深まりました。彼らとは修了後も交流が続き、先生が開催する勉強会などを通して継続的な学修を実現しています。これは、玉川大学で学ぶ大きなメリットだと感じました。
スクーリングを中心に小学校2種免許状に必要な14単位を履修

三好 貴士さん(東京都在住)
出身大学で中高の保健体育科教員免許状を取得し、現在は一貫教育校の中学校に勤務しています。教員としてさらに幅を広げようと思い立ち入学を決意。教職経験があれば履修単位が軽減されるという制度を利用し、小学校2種免許状の取得を目指しています。オンラインのみでの学修も可能でしたが、自宅学修に費やす時間の捻出が難しいと考え、土日や夏期スクーリングを活用した学修計画を立てました。
一般企業で働く方や同じ現職教員であっても対象学齢や教科が異なるなど、年齢や立場の違う学生が一緒に学び議論するスクーリングは、常に学校という組織の中にいる自分に、改めて外から学校教育を考える機会を与えてくれました。そして、専門教科以外の指導法の学びは新たな視点を示してくれ、教員としての在り方を見直す機会にもなりました。玉川大学のスクーリングを通して単に免許状取得だけではなく、教員として学び直し、成長する貴重な時間を過ごしていることを実感しています。