ロボットを遠隔操作する幼稚園教諭の遊び戦略の調査

8月の後半、2週間にわたって大学の近くの幼稚園でロボットと子供の遊び調査を行いました。この調査では39人の子供一人一人にロボットと30分間遊んでもらい、子供の行動と、ロボットを遠隔操縦をしている幼稚園保育士の子供に対する遊び戦略を調べました。子供によっておもしろがったり怖がったり、ロボットに対する反応がそれぞれ違い、とても面白かったです。
さらに、このときの映像をもとに11月末に評価調査を行いました。この評価では教育学部の学部生の方に遊び調査のビデオを見てもらい，「今どんな遊びを行っているか」「遊びの前後の子供の緊張の度合い」などを点数化してもらいました。のべ160人の被験者のみなさんには丁寧に評価をしていただき、分析しがいのあるデータを得ることができました。

電子情報工学専攻　2年　岩崎 安希子