夏休みも勉強です!

2015.08.14

こんにちは。学生の方々は長い長い夏休みの真っ最中ですね。もちろん自分も夏休みを満喫?しております。皆様はいかがお過ごしですか? 世間ではお盆ということで、帰省している方、旅行している方、いらっしゃると思います。実は大学院では、「集中講義」ということで夏休みにも授業を受講することが可能なのです。今回はこの授業について紹介したいと思います。
集中講義「コンピュータと教育」は8/10~8/14までの5日間、9時~15時まで行われました。想像してみてください。なかなかハードですよね(笑) 毎日くたくたになりながら講義に参加する5日間でした。
講義ではICT機器や様々なソフトウエアを用いた教材コンテンツの作成の仕方やその意義について学びました。先生の作成された数々の授業コンテンツをお手本に、私達もPowerPointやGoogle Earthを用いたコンテンツの開発を行いました。アニメーション、図形、グラフ。いろいろなものを入れてしまいたくなり、ついつい熱中してしまいます。スタート時点では個人のPCスキルに差がありましたが、最終日に1人ひとりが発表した授業コンテンツはどの受講者も非常にクオリティの高いものでした。自分も新たな知見を得て、充実した5日間を過ごすことができました。ICT活用のスキルは現場でも効果を挙げられるスキルであろうと確信しています。
しかし、一方でICT機器はあくまで「ツール」に過ぎないということを考えなければなりません。本当に大切なのは教材研究や学習内容であり、ICT機器を用いることは、あくまで学ぶ素材をわかりやすく、効率よく学習者に伝えるためです。学習者を中心に考えなければ、どんなに立派なコンテンツも無駄なものになってしまいます。しかし裏を返せば、自分が学んでいるIB教育でも、どんな場所でも、どんな教育内容でも、ICTをツールとして活かせる可能性は無限に広がっているということでもあります。
以上、講義の紹介でした。

この記事を読んでくださった方の中に1人でも大学院に興味を持っていただける方がいらっしゃいましたら、この記事を書いた意味があったのかなと思います。 来年、教育学研究科で共に学べることを楽しみにしています。

(教育学専攻1年 T.K.)