活躍する修了生

多分野の第一人者が集結した環境で、研究者としての礎を築きました。

昭和女子大学 総合情報学部 専任講師

仁科 国之 さん

仁科 国之 さん

脳科学研究科 脳科学専攻(博士課程後期)
2019年3月修了

脳科学研究科の最大の魅力は、ラボ間の垣根が低く、さまざまな専門分野から集まった先生方から指導を受けられるところです。どの先生も、研究活動や発表について相談すると、真剣に話を聞いてくださり、各専門分野の知見に基づいたディスカッションに展開することもしばしばでした。それぞれの分野の第一人者である先生方とのディスカッションを通じ、研究者としてのタフさ、必要な知識、技術が身につき、研究者としての今の私の基礎を形作ってくれたと思います。また、私が研究する分野の知識を持っていない相手に研究内容を伝えるため、相手にわかりやすく伝える技術が磨かれていきました。
現在は、昭和女子大学で専任講師として研究教育に従事しています。研究面では、web調査や実験でデータを収集して論文執筆を、教育面では統計学や認知科学といった科学活動に不可欠な知識を学んでもらったり、心理調査方法などの授業で実際にデータを取得して、それを分析するといった研究活動を経験してもらう授業を行ったりしています。
現在取り組んでいる研究を発展させていきながら、将来は自分のラボを持つことが目標です。そのために、さまざまな人との共同研究や交流会の企画・運営などを行い、積極的に活動しています。脳科学研究科を目指す人は、先生方の力を大いに借り、自分の糧にして成長してほしいです。

多彩な研究分野が交差する環境が、豊かなキャリアへ。

イエール大学医学校 アソシエイトリサーチサイエンティスト

吉田 純一 さん

吉田 純一 さん

脳科学研究科 脳科学専攻(博士課程後期)
2017年3月修了

現在は留学先のアメリカで、肥満や拒食症といった食欲のコントロール異常を改善する新しい治療方法を目指して、システム神経科学的アプローチを使った研究を行っています。システム神経科学分野については大学院で一から知識や技能を学び、修得した技術が評価され、留学へと進路が広がりました。分子生物学から計算論に至るまで幅広い分野が集まる脳科学研究科では、ラボ間の垣根が低く、研究員や学生同士の交流も活発で、多くの共同研究が行われています。私自身、自分の専門外でありながらも計算論的な研究に触れる機会が頻繁にあったからこそ、その分野に関わるようになった今、当時の経験がとても役立っています。研究に限らずビジネスでも他分野との協働は一般的です。チームプレーで研究を深める環境があるのは、玉川大学大学院の魅力のひとつです。大学院の研究室では、夕方から始めた先生とのディスカッションが気づくと深夜まで及んでいた…ということもありました。ディスカッションを通じて、学術だけでなく、科学研究のプロセス、研究者のキャリアなどについて多面的、包括的な考えを持てるようになり、私にとってかけがえのない時間だったことは間違いありません。将来は独立したラボを持ち、実験・理論の両面から脳のメカニズム研究を行いたいです。そのために、研究精度を向上させつつ、さらなるスキルを身につける勉強を続けています。