すべての学びをコンテストに―観光学部の学生が「タイ旅行企画コンテスト2016」でグランプリを受賞―

2016.02.17

観光学部観光学科の4名が、タイ国政府観光庁と旅行ガイドブック『地球の歩き方』でおなじみのダイヤモンド・ビッグ社主催による「タイ旅行企画コンテスト2016」に応募し、みごとグランプリに輝きました。メンバーは3年の池元翼さん、大山広美さん、田島佳奈さん、長坂はるかさん。観光学部観光学科中村哲准教授の授業でコンテストを知り、集まりました。課題は「タイ北部ランパーン県を組み込んだ、若者(学生)をターゲットとした旅行の企画」でした。

4人が企画したプランは、学生のグループ旅行をターゲットとした「夜行列車でタイ縦断!田舎も都会も味わいタイ!~チェンマイ・ランパーン・バンコクを駆け抜ける8日間~」。北部の「自然」と南部の「大都会」を満喫できるプランになっています。「今回のコンテストで、タイ国政府観光庁が押し出しているランパーンという場所をはじめて知りましたが、情報が少なく大変でした」と話すのはグループ代表の池元さん。ネットを駆使して情報収集に努めたといいます。

準備に「大学教育棟 2014」ラーニング・コモンズを利用
 
大山さん      田島さん
 
長坂さん      池元さん

タイ北部のチェンマイ、ランパーンと南部バンコクをつなぐのは、このツアーの魅力の1つである夜行列車。発案した大山さんは「移動時間も有効に使えないかと考えたときに夜行列車と出会いました。出発時刻や料金を確認し、快適に過ごせる1等車をツアーに組み込みました。夜行列車というわくわく感も、ターゲットとしている学生のグループ旅行ならではと思いました」といいます。また、「ランパーンでたくさん観光をしてもらい、アピールできるツアーにしたかった」という田島さん。“過ごし方の提案”としてバスなどで移動可能な寺院やショーの見学、宿泊先でのエステ体験などのプランが紹介されています。「現地の人と交流を楽しんでもらいたい、これは2年次の海外留学プログラムで1年間、オーストラリアへ留学した経験が大きかったと思います」と続けます。「宿泊先のHPではエステの時間帯までは書かれていなかったので、英語で問い合わせのメールを送り確認しました」と、旅行者の目線で丁寧に作り上げたことが第1次審査(書類選考)通過へと導きました。

第1次審査を通過した8チームは第2次審査に挑みました。主催者から与えられた次の課題は、Facebookの特設ページを立ち上げて、それぞれ企画したツアーを紹介する投稿を行い、審査期間内により多くの「いいね!」を集めること。ここでも、観光学部での学びが活きているといいます。「多くの方に見てもらえるように、英語での投稿も試み、積極的にアピールしていきました。1年間の留学で培った英語力がこのチームの強み。留学していなかったら、英語で投稿するなんて考えられませんでした。留学先で知りあった現地の友人にも“いいね!”を押してもらえて、うれしかったです」と長坂さんは振り返ります。動画の制作は池元さんが担当。「旅行者にタイのことを知ってもらうところから始めました」と最初の投稿動画はタイの文化や見どころ、観光にあたって注意すべき点が簡潔にまとめられています。その後も観光地や夜行列車の紹介など次々と視覚的にアピール。「やるからにはいい結果を残したい!」と気持ちを1つに期間終了ぎりぎりまで、コンスタントに投稿を重ね、多くの方から“いいね!”をいただくことができました。

グランプリ選出の連絡を受けたときには、喜びや達成感とともに今までの学びすべてが役に立っていることを実感できたと4人はいいます。コンテストを主催したタイ国政府観光庁からも「すべての魅力を旅行者としてめぐりながら、真の地域生活を体験できるようになっている」と評価をいただきました。3月の上旬に田島さんと長坂さんが3泊5日のモニターツアーに参加します。

4人の姿を見ていた中村准教授は「主催者が出した課題の意図をしっかりと捉えて、自主的に取り組んでいました。一人ひとりの学びが協同学修へつながる、まさに観光学部ならではのアクティブ・ラーニングの場になったのではないかと思います」と話してくれました。応募から結果までの3カ月間で着実にステップアップした4人。さらなるステージでの飛躍が期待されます。

 

2月2日 タイ国政府観光庁 東京事務所での表彰式
(池元さん、田島さん、長坂さんが出席)

この記事をダイヤモンド・ビック社「タイ旅行応援タイ」のFacebookページに掲載していただきました。