文学研究科 人間学専攻:桑本明日香

研究活動

〈修士論文〉

題目:『判断力批判』における「天才論」の意義

哲学の分野なため、修士課程では論文発表をすることができなかったが、修士論文を完成させるために以下のことを行った。

  • カントの『判断力批判(上)』と『判断力批判(下)』を1年半かけて数十回以上読む
  • 研究指導等の1つの授業準備に10時間以上かけ、授業の予習・復習に取り組んだ

この2つを習慣化したことにより

  • 批判的かつ論理的に物事を捉える思考力を養った
  • 物事を概念的に掴むことができるようになったため、物事の根本を考え、行動するようになった

キャリア

アミューズメント企業(総合職)

〈研究科の活動との連関〉

哲学を学んだことにより、物事を批判的に捉えられるようになった。この能力は、仕事の面においても活かせるはずである。
なぜなら、批判的な視点で物事を捉えることにより、物事の根本が見えてくるからである。そのため、改善すべき点を見つけ、それを様々な視点からアプローチすることにより、よりよいサービスを行うことができるようになる。そして、お客様が互いに笑い合える空間を提供できるのではないかと考える。