メディア信号処理研究室の紹介

2014.09.24

私の所属するメディア信号処理研究室では、主に画像処理や画像の高解像度化の研究を行っています。画像の高解像度化は超解像技術、4KTV、高品質の印刷、医療画像のように、多くの画像処理の分野で広く使用されています。
研究室では、普段は学部4年生の指導にあたり、研究内容や論文の書き方などについてのアドバイスを行っています。また、学生自身が自ら進んで研究を行っており、分からないことや疑問に感じた事がある場合、その都度学生同士での検討が活発に行われています。

現在私は、9月にスイスで行われるNOLTA2014に向けて、発表資料の作成や発表練習を行っています。そこで私はセルラーニューラルネットワーク(CNN)を用いた画像処理についての発表を行う予定です。CNNとは神経細胞の回路網をモデル化したもので、様々な分野での応用に向けて研究が進められています。初の海外での学会のため、不安が大きいですが、悔いの無いように準備していきたいと思います。

工学研究科 電子情報工学専攻 1年 保坂 航介