ハイブリッド・ソーラーカーの運搬作業

2014.11.10

 明日のコスモス祭に向けて環境エンジニアリング研究室のメンバー達は、TSCP(玉川ソーラーチャレンジプロジェクト)で製作中のハイブリット・ソーラーカーをお客様に見ていただくために展示会場である8号館に向かっています。ハイブリット・ソーラーカーは、カウルとシャーシを別々に移動させるので、メンバー総動員で運搬作業をします。

図1. 8号館正面玄関で配置を考える研究室メンバー
図2. 741教室から運搬中

研究室ではハイブリッド・ソーラーカーに必要な水素をバイオ発酵を利用して自分たちで作り出す研究を行っています。セルロースを分解するために牛糞を利用する発酵を行っていますが、水素が生成されてもメタン菌が横取りしてメタンガスにしてしまいます。ここでは、メタンになる前に水素だけ取り出してしまう研究を行っています。現在、この発酵システムにある工夫をすることで水素発酵成分が94%に達する結果が確認されました。今後は、再確認の実験をし、この方式で生成された水素を用いてWGC(ワールドグリーンカーチャレンジ)のレースで走行することを夢見てます。

電子情報工学専攻2年 長島雄志