日本教職大学院協会研究大会(12月9〜10日)

2018.01.10

現職院生による「実践研究成果公開フォーラム」が実施されました。10年目を迎えた教職大学院の成果と課題を明らかにする目的で開かれた今回の大会も多くの大学院が参加し、有意義な情報交換のうちに終了しました。
本学からは「『〈自分ごと〉認識』で読む国語科『伝記』指導の開発」と題して、現職院生のE氏による発表を行いました。
発表要旨は次の通りです。

伝記学習の課題は、「自分の経験と関連付けることが難しい。「生き方」の考え方が分からない。」とされている。「人物の行動や生き方と、自分の経験や考えなどとの共通点や相違点を見付ける」ということは、内容的な読みに、読み手自身が加わるということ、つまり主体的な読みを行うということである。主体的な読みを行い、自分の生き方に活かして読む方法を、〈自分ごと〉認識により可能にし、伝記学習の課題を解決する。