夏期集中講義「脳科学と教育」最終日!

2012.08.22

先週の木曜日から始まった「脳科学と教育」もいよいよ今日で最終日です。
今日は、この授業の教科書「脳の学習力」(S.Jブレイクモア・U.フリス著 乾敏郎・山下博志・吉田千里訳 岩波書店2006年)のプレゼンを行いました。
初日に1人1章の担当を決めました。過去に行われた実験の説明や言葉の解説など、それぞれ担当した部分について詳しく読み、10分程度で発表しました。
私は「第5章 読み書きのための脳」について発表しました。文字は今から約5、000年前に発明されたものであり、その発達にはアルファベットが大きく関わっていることが分かりました。子音を記号で表せるようになったことで音を直接表現できるようになったこと、ローマ人はアルファベットの数を減らし、順番に並べて暗唱させることで普及させていったことなどの歴史について調べ、発表しました。
この5日間の学習を通し、奥が深い脳科学の分野について触れ、どのような研究が行われているのかを知ることができ、とても勉強になりました。大森先生をはじめとした先生方、5日間ありがとうございました。

全部で3期あった集中講義も今日で終わりです。
5日間集中して1つのことを学ぶことによって、物事と物事とのつながりを意識して学ぶことができ、週に1回の普段の授業とは違った方法でじっくりと学ぶことができた5日間でした。

(現職院生・Y.K.)