校内研究に参加しました

2011.06.28

6月21日(火)に、稲城第二小学校の校内研究に参加させていただきました。こちらの学校は、教職大学院の井出准教授がご講師を務めていらっしゃる学校です。
国語の研究に4年間取り組んでおられる稲城二小の今年度の研究主題は、「言語の力の育成」です。
今回の2年生の研究授業では、絵や写真を表現する力、丁寧に観察し、気付いたことを集める力、比べて分かったことを文章で表現する力を育成するために、他教科の関連・発達を明らかにして、単元構想を考えておられました。それぞれ教科の特性をいかした効果的な学習活動がなされていることを掲示物や展示物から、うかがい知ることができました。当日の研究授業においても、自分で描いた観察絵をいかした展開、気付きを促すグループ間の交流、観察する部分を焦点化する板書の工夫など、すばらしい授業実践から多くのことを得ることができました。
教職大学院で学生としての生活が始まって3ヶ月が経ちました。久しぶりに子どもたちのいる教室に伺いましたが、先生が子どもたちのことを全身で受け止める姿勢、子どもたちも先生を信頼して精一杯授業に臨む姿にも学びがありました。先生方の活発な協議会のやりとりでは、校内研究の在り方を考えることができました。
教職院大学院生だからこその大変貴重な機会をいただいています。

(現職院生:A.C.)