和田幸江さん

和田幸江さん

Q.玉川の通信に入学された目的・理由を教えて下さい。

目的は、小学校の教員免許を取得するためです。理由としては、英語講師として子どもに英語を教えるなかで、英語だけではなく、もっと広く子どものことばの力を伸ばす教育に携わりたいと強く思うようになったからです。なんとなく学ぶのではなく、しっかり学べるように授業やプログラムがデザインされていると感じたから、玉川大学の通信を選びました。

Q.玉川の通信で学修をして良かった点を教えて下さい。

  • 1)
    入学前に感じていたとおり、多くの授業で先生方が学びを深めることができるように工夫されていました。また、学生一人一人が自分の興味関心を思う存分、追求していける点も良かったです。
  • 2)
    通信教育ならではの多様なバックグラウンドをもつ学生と出会い、世界観が広がりました。

Q.玉川の通信で学んでいる現役学生(また学ぼうと思っている人)に対して、学修のモチベーションを維持するためのアドバイスをお願いします。

大事なのは、思い切って人とつながることです。通信だと、自分から関わろうとしなければなかなか人とつながることができませんが、学生会をはじめ、授業以外での講座やイベントなど、玉川の通信には「人とのつながり」を大事にできる機会がたくさんあります。いろいろな人と知り合うことでモチベーションが維持されると思います。
私は当時、子育て真只中でしたが、夏のスクーリングで学生会が主催した流しそうめん大会に子連れで参加させてもらったことがあります。他の学生たちが子どもと遊んでくれて、親子で楽しい一日でした。遠慮がちな人や、子育て中などで制約がある人にも安心できる雰囲気が玉川大学にはありますので、ぜひ人とのつながりを広げて欲しいです。

Q.玉川の通信での学修をどのように活用しているかを教えて下さい。

和田幸江さん

現在、小学校の現場で仕事をしていますが、授業づくり、児童理解、学級経営、学校の組織の一員としての考え方など様々な場面で玉川での学びが生きていると思います。特に輿水かおり先生(当時、国語科の指導をされていました)から教えていただいた、発声法や授業での教師の立ち位置、授業づくりにおける子ども主体の活動については、時々思い出して、自分の授業を点検しています。
また、後藤忠先生の「道徳科は学校教育全体の要」という言葉を思い出して、子どもと接するときに、道徳科での学びと今の活動がどう結びついているかを意識しています。

◆最後に…
和田さんが、“玉川で学ぶ前と後”でどう変わったかを語ってくれました!

玉川大学通信での学びの前と後では、見えている世界が変わりました。学びを通じて広がりをもった、多様な視点を得ることができ、一人ひとり違う子どもたちを理解するためにも大変役立っていると思います。

(インタビュアー:教育学部教授 湯藤定宗)

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