川上夕貴さん

川上夕貴さん

Q.玉川の通信に入学された目的・理由を教えて下さい。

私は大学卒業後、民間企業で一般事務職の仕事を8年程経験しました。しかし、仕事に対するやりがいをずっと見つけられずにいました。身近に小学校教員の方がいたことがきっかけで教師を志す決意をしました。いくつかの通信大学を検討しましたが、玉川の先生の授業の面白さ、学びの深さに感銘を受けて、入学を決意しました。入学を検討されている方は、入学説明会で模擬授業が実施されているので、受講されるのがおすすめです。

Q.玉川の通信で学修をして良かった点を記載して下さい。

川上夕貴さん

玉川の通信で学修をして良かったと感じている点は以下の3つです。
(1)授業
 スクーリングでは、これまで抱いていた「授業」のイメージが大きく変わりました。玉川のスクーリングでは、テキストの内容はもちろん、それ以上に大切な教育観、学習観など、教育に携わる上での根幹となる「観」の部分を育てていただいたように思います。やらされる学びではなく、「学びは楽しい」と感じられる授業が多くありました。
(2)出会い
 スクーリングを通して、様々な学生との出会いがありました。通信での学びは孤独と感じられがちですが、学生同士がつながることで、モチベーションを保ちながら継続的に学ぶことができました。教員になった現在でも、玉川で出会った方々とのつながりは続いており、一緒に学んだり、悩みを共有したりできるのがありがたいです。
(3)学生会
 玉川の通信には、学生が学生のために運営する「学生会」という組織があります。学生会は、同じ目標をもつ仲間と出会う場として様々な企画(セミナー、交流会など)を運営されています。私自身も、学生会の企画を通して、様々な方々と出会い、自身の学びを深めてきました。こうした、授業以外の学びの場があるのも玉川通信の大きな魅力の1つだと思います。

Q.玉川の通信で学んでいる現役学生(また学ぼうと思っている人)に対して、学修のモチベーションを維持するためのアドバイスをお願いします。

「学生同士がつながること」だと思います。スクーリングや学生会の企画を通して出会った方々と学修の進め方、おすすめのスクーリング、科目試験対策など、情報を共有することで、安心感を得ることができ、それがモチベーション維持につながっていたと感じています。

Q.(修了生の場合)玉川の通信での学修達成後、玉川での学びをどのように活用しているかを教えて下さい。

玉川で自分自身が実感した「学びの楽しさ」を教員という立場で子どもたちに伝えたいと思っています。しかし、実際は理想のようにいかないことの方が多いです。そんなときに、玉川で出会った方々と情報交換をしたり、悩みを相談し合ったりして、現在も試行錯誤しながら前に進み続けています。

◆最後に…
川上さんがこれからの抱負を語ってくれました!

玉川の通信での学びは、私の人生の中で大きな転換期となりました。それはやらされる学びから、主体的な学びへと変わったからだと思っています。日々の慌ただしさの中でも、玉川で学んだ教育の原点を忘れずに、これからも学び続けながら、目の前の子どもたちと向き合っていきたいと思います。

(インタビュアー:教育学部教授 湯藤定宗)

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