岩井拓美さん

岩井拓美さん

Q.玉川の通信に入学された目的・理由を教えて下さい。

入学した目的は小学校教員免許取得のためです。
玉川大学を選んだ理由は、教育の玉川と言われるほど、名前が知られており、良い授業が受けられると期待し入学しました。また、学修方法も自宅学修とスクーリングのどちらかを選ぶことができ、その時々に合わせた学修ができるのも魅力的でした。

Q.玉川の通信で学修をして良かった点を記載して下さい。

スクーリングでは社会人から教員を目指す方や現役の教員で他免許の取得を目指す方などさまざまな学生が集まります。そのため、明確な夢や目標を持っている方が多く、グループワーク等で関りを持つことで、良い刺激を得られるのが良い点です。

Q.玉川の通信で学んでいる現役学生(また学ぼうと思っている人)に対して、学修のモチベーションを維持するためのアドバイスをお願いします。

焦らず自分のペースでやるべきだと思います。スクーリングで出会った人々からの思想や理念、志を伺うことも時には良いモチベーションになりますが、他者との比較は、時に自身が怠ける言い訳にもなり得ます。一番大切なのは自身がなぜ教職に就きたいかという思いだと思います。

Q.玉川の通信での学修達成後、玉川での学びをどのように活用しようと考えているかを教えて下さい。

岩井拓美さん

玉川大学通信教育課程では、現代社会での問題や家庭環境、教育現場の実態など踏み込んだ内容を授業に取り入れる先生方が多くいらっしゃいました。そして、そうした問題に立ち向かえる、改善への足掛かりを築くことのできる教員になってほしいという願いを多く伺いました。他大学で教職の授業を受けたことはありませんが、私の思う玉川大学だからこそ得たものは、そうした先生方の思いや願いの強さだと思います。それらの願いを背負い自身の理想を追い、より良い教員になり、より良い社会をつくるために精進します。

Q.最後に・・・岩井さんがこれからの抱負を語ってくれました!

児童が悩みや痛みを抱えることがあれば、少しでも寄り添うことができる教員になりたいです。
もちろん自分自身の人生における経験を生かすことができればよいですが、人それぞれ痛みは違うので、自身の経験を物差しにするようなことがないよう気を付けたいと思っています。児童ひとりひとりが自分自身に向き合い、将来について様々な可能性や選択を考えられるような指導ができればと考えています。
いじめや不登校については、加害者への事後サポートが多い印象を受けるため、被害者への真のサポートについて、学校組織としてなにができるのかを考え、改善に努めたいと思っています。

(インタビュアー:教育学部教授 原田 眞理)

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