望月葉子さん

Q.玉川の通信に入学された目的・理由を教えて下さい。

望月葉子さん

小学校教員免許状取得が第一の目的ではありましたが、歳を重ねてからの学び直しにチャレンジしたいという気持ちも大きかったです。
玉川大学の入学案内を見て、さまざまな経歴をもつ方々が玉川での学びを楽しんでいらっしゃる様子を伺い知ることができ、その姿がとても魅力的に感じました。
通信教育と聞くと、すべて自分次第というイメージがありましたが、手厚いサポートがあることも分かり、安心材料のひとつとなりました。

Q.玉川の通信で学修をして良かった点を記載して下さい。

教育に関する知識がほぼゼロの状態で入学したので不安もありましたが、逆に先入観がないぶん学ぶことすべてが新鮮で、教育に対するイメージをことごとく覆されました。自分自身がこれまでに受けてきた授業がどれだけ受け身だったのかを思い知らされたと同時に、今の教育が目指している「主体的」な学びを、自ら体験できたと感じています。それはテキスト履修でもスクーリングでも同じで、素晴らしい先生方やともに学んだ仲間の存在があったからこそだと思います。
リカレント教育が自分にとってこんなに有意義で刺激的なものになるとは思いもしませんでした。まさに、マルセル・プルーストの 「真の旅の発見は、新しい風景を探すことではない。新しい目で見ることなのだ。」 という言葉そのものを実感できたように思います。教員免許の取得以上に、人生の財産をたくさんいただきました。

Q.玉川の通信で学んでいる現役学生(また学ぼうと思っている人)に対して、学修のモチベーションを維持するためのアドバイスをお願いします。

学修を進めるうえで単位を修得するという目的はもちろんありますが、そのためだけに学修していると、焦ってしまったり、楽しいはずの学びがネガティブなものになってしまったりするのではないかと思います。
スクーリングでもテキスト学修でも、新しいことを知る、そして自分の頭で思いを巡らせ深く考えるということは、本来とても楽しく、かけがえのない時間のはずです。
レポートが進まなくなったら、一度リフレッシュして、箇条書きでもいいのでとにかく考えを羅列し、そのあと少しずつ整理していくというのが、何より文章を書くのが苦手な私が実践していたことです。
自分自身が学びを楽しまなければ、子どもたちにも伝わらない。せっかく玉川に入学したのですから、ウキウキワクワクしながら学んでいきましょう。

Q.玉川の通信での学修達成後、玉川での学びをどのように活用しているかを教えて下さい。

望月葉子さん

湯藤先生が授業の中で仰っていた「脱正解信仰」という言葉が衝撃的でした。今までは、正解ばかりを求めて頭の中が凝り固まっていたような気がします。一人一人それぞれがいろんな考えを持ち寄ってお互いを認め合うことは、テストで100点を取ることよりずっと大切なことだと思えるようになりました。そのような学びが成立するためには、心理的安全性の確保がされていなければならず、私が玉川の通信で楽しく学べたのは、いつも安心して授業に取り組めていたからだと思います。
学校に来るのが楽しい、いろんな人と関わり合いともに学び合うことが楽しい、と、子どもたちにも思ってほしい。私自身が玉川で体験することのできた学びの楽しさを、子どもたちにも感じてもらうことができるように、日々努力していきたいです。

◆最後に…望月さんがこれからの抱負を語ってくれました!

今自分が正しいと思っていることも、1年後、10年後も必ず正しいとは限らない。
「本当にこれでよいのか」という自問自答の気持ちを忘れず、常に学びをアップデートしていきたいです。

関連リンク