人文科学研究センター
新着情報
H25.02.07
人文科学研究センター平成24年度第2回「研究会」の開催について
日時 | 平成25年2月13日(水)15:30~17:30(開場15:00) |
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場所 | 玉川大学 大学5号館 247教室 |
発表者 | 今井 夏彦(センター研究員) |
表題 | 「アメリカの文化とは?」 |
コメンテーター | 小田部 進一(センター研究員) |
参加対象 | 一般、学内外の研究者、教員、学生 |
参加申込 | 特に不要です。当日は直接会場にお越し下さい。 |
人文科学研究センター平成24年度第2回「講演会」の開催について
日時 | 平成24年11月10日(土)14:00~16:00(13:30開場) |
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場所 | 玉川大学視聴覚センター104教室 |
発表者 | 浜渦 辰二 氏(大阪大学大学院教授) |
表題 | 現代日本における死をめぐる状況 |
参加対象 | 一般、学内外の研究者、教員、学生 |
参加申込 | 特に不要です。当日は直接会場にお越し下さい。 |
人文科学研究センター平成24年度第1回「研究会」の開催について
日時 | 平成24年8月6日(月)17:30~19:00 |
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場所 | 玉川大学 大学3号館 102教室 |
テーマ | 「死生観としての装飾」 |
発表者 | 林 卓行(センター研究員) |
表題 | 「アンリ・マティス「赤のハーモニー」(1908年、エルミタージュ美術館蔵)における〈赤〉の由来について」 |
コメンテーター | 加藤 悦子(センター研究員) |
表題 | 「日本美術の装飾性と死生観との関連について」 |
参加対象 | 一般、学内外の研究者、教員、学生 |
参加申込 | 特に不要です。当日は直接会場にお越し下さい。 |
国立新美術館(六本木・乃木坂)で開催中(7月16日(海の日)まで)の「大エルミタージュ美術館展」第5章に展示されているアンリ・マティスの作品「赤のハーモニー」をもとに、研究発表が行われて参ります。可能な場合には、事前に本作品をご覧いただけますと幸いです。
人文科学研究センター平成24年度第1回「講演会」の開催について
日時 | 平成24年6月30日(土)14:00~17:30(開場13:30) |
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場所 | 玉川大学大学研究室棟B104会議室 |
テーマ | 暴力・拷問の倫理を考える |
発表者1 | 新名 隆志氏(鹿児島大学教育学部准教授) |
表題 | 「「人権」は暴力への砦となるか?」 |
発表者2 | 眞嶋 俊造氏(北海道大学准教授応用倫理研究教育センター長) |
表題 | 「拷問と倫理」 |
参加対象 | 一般、学内外の研究者、教員、学生 |
参加申込 | 特に不要です。当日は直接会場にお越し下さい。 |
本研究センターの概要
本研究センターは、玉川大学における人文科学の総合的な共同研究の促進、発展を目指すものです。特に、哲学思想、文学、歴史を中心とした幅広い人文系学問領域を包摂しうる研究センターを意図して、平成14年度に、文学部三井善止教授を委員長とし、有志で準備委員会を開いて計画を練り、平成15年度より研究施設としての正式の活動を開始するに至っています。
本研究センターは、三部門より成り、哲学思想研究部門、文学・芸術研究部門、歴史文化研究部門があります。それぞれの部門での研究活動、ならびに全体の研究 会、また講演会、シンポジウムなどを随時行なっています。
- 現在では稀覯本。本学図書館所蔵
各研究部門の紹介
哲学思想研究部門
哲学思想研究部門では、現実世界における諸存在および諸事行の原理および構造に関して、また、人間世界及びそこでの価値や意味に関して哲学的な研究を行うとともに、諸哲学思想および研究自体についての理論的検証を行なっています。たとえば、存在論の問題、認識論の問題、宗教の問題、道徳・倫理の問題などがあります。
研究内容
他者についての哲学的、倫理学的、宗教学的研究を行ないます。特に、哲学者レヴィナスがそれまでの西洋思想 の中心を占めてきた同一的思考に対して「顔」に象徴される他者の異質性を指摘したこともあり、「他者」は哲学、倫理学、宗教において問題化してきています。文化多元主義、他者との共存、他者認識、神の他者性の問題などを従来の研究を踏まえつつ新しい視点を模索し、研究を行ないます。
文学・芸術研究部門
文学・芸術研究部門では、欧米文学を中心にした文学研究とともに、文学における世界、文学における人間などに関する研究を行っています。また、人間の創造活動、特に造形的手段による自己の世界観の意識的表現としての、音楽、美術、演劇、芸能などといった芸術世界に関しての理論的実証的な研究を行っています。
研究内容
文学・芸術の領域においては、具体的にどのような形で「他者」ないしは「他なるもの」が存在するのか。そしてそれに対比される「自己」とはどのように具現化されてきたのか。その探求を通して、所謂、文芸学ないしは芸術学における重要課題の一つである作品と人間、あるいは社会との有機的繋がりを考究していきます。
歴史文化研究部門
歴史文化研究部門では、西洋文化および日本文化の生成、発展、成立、あるいはまた没落といった過程としての文化史の原理および意味構造についての歴史学的 研究、そして、歴史における文化自体の固有の存在意味および内容に関する研究を行なっています。
研究内容
他者の問題を歴史・文化の視点から研究していきます。特に社会的アウトサイダーの問題を様々な仕方で取り上 げていきます。ドイツ社会におけるユダヤ人の問題をはじめとして、「初期ハーヴァード・カレッジの先住民教育」、江戸時代の狩野派の外で絵師として生きる 道を選んだ人々を対象とする「他者の問題-正統と異端」などが研究課題です。
各研究部門の研究員
哲学思想研究部門
- 岡本 裕一朗 文学部教授(倫理思想)研究センター主任
- 太田 明 文学部教授(教育哲学)
- 山口 修二 文学部教授(近代哲学)
- 山口 意友 通信教育部教授(倫理教育思想)
- 有源探 ジェラード 文学部准教授(教育哲学)
- 小田部 進一 文学部准教授(キリスト教思想)
- 林 大悟 文学部助教(哲学・倫理思想)
- 渡部 明 特別研究員(哲学・倫理思想)
文学・芸術研究部門
- 加藤 悦子 芸術学部教授(日本美術史)
- 林 卓行 芸術学部准教授(現代芸術論)
歴史文化研究部門
- 網野 公一 リベラルアーツ学部教授(西洋文化史)
- 中村 聡 リベラルアーツ学部教授(中国哲学)
- 原田 眞理 通信教育部教授(臨床心理学)
- 宇井 美代子 文学部准教授(社会心理学)
- 宮崎 真由 文学部准教授(法政治思想)
- 實川真理子 観光学部准教授(比較文化)
- 大倉健太郎 特別研究員(アメリカ文化史)
過去の活動記録
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