脳科学研究所
研究所センター
「全人教育」が志向する価値ある世界・自己を創造する
脳科学・心の科学のリーダーを育成します

所長 松元 健二
玉川大学脳科学研究所は、1996年に学術研究所に設立された脳科学研究施設を母体に、2007年に設置されました。現在は、脳システム研究センター、脳・心・社会融合研究センター、先端知能・ロボット研究センター(AIBot研究センター)の3センター体制のもと、脳と心の理解に向けた学際的な研究と教育活動を推進しています。
意思決定や社会性、感情や動機づけ、発達過程における脳と心の変容、学習や推論、行動制御のメカニズムなど、人間の心と行動の多様な側面に迫る最先端の研究を、実験的手法、計算論的アプローチ、心理学的手法を融合しながら展開しています。得られた知見をもとに、教育、福祉、ロボティクスなどへの応用を見据えた取り組みも進めています。そうした活動の一環として、大型の国家プロジェクトにも積極的に参画し、脳科学の知見を深化させるとともに、その成果を社会に還元する挑戦を続けてきました。近年では、人間の福祉や主体性を支えるための新たな評価指標の開発や、教育現場を科学的に支援する基盤づくりにも取り組んでいます。
学際的な研究・教育体制のもと、独創的な研究成果を発信し続けるとともに、次世代を担う脳科学・心の科学のリーダーを育成していくことが、脳科学研究所の使命です。本学園の「全人教育」が志向する、人間の可能性の開花と価値ある世界・自己の創造を、脳科学の立場から支え、より豊かな未来社会の実現に貢献してまいります。
ニュース&イベント
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研究施設の紹介
脳科学研究のために用意された、3テスラーMRIの最高グレード機器をはじめ、総合人間科学研究(ヒューマンサイエンス研究)の拠点としてふさわしい最新鋭の研究施設をご紹介します。
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脳科学研究所の歩み
1996年に玉川大学学術研究所の中の研究施設として発足し、脳科学研究、知能ロボット研究、言語情報文化研究などを統合して発展していきました。そんな脳科学研究所の概要、沿革、体制についてご紹介しています。
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