教師教育学研究コース

概要

大学の教員養成機関においては、指導力ならびに指導者としてふさわしい教育研究実績を有する実務経験者の登用など実践的指導力を育成できる教員の採用が求められています。ただし、それを実践するためには、採用に値する教員の養成が必要となります。教師教育学研究コースは、そうした大学教員を目指す人材を養成することを目指しています。
教師教育学研究コースでは、教師教育学の研究と教育を行うことを目的としています。その研究・教育を通して、大学・大学院教職課程専任教員、教職大学院専任教員、教師教育学の研究者などの養成を行います。校長・教育長・教員などの職にあって、その豊富な経験を活かし、将来、大学において教員養成を担う大学教員を目指す人たちも対象とします。

科目履修

教師教育学研究コースは、「教育学基礎科目群」12単位以上(必修科目2単位を含む)を修得することに加え、「教育学発展科目群」の教師教育学研究科目4単位以上(必修科目2単位を含む)を修得することが必要です。「教育学発展科目群」の主な教師教育学研究科目は、以下のようになっています。

  • 教師教育教授法研究(必修)
  • 教職課程マネジメント研究
  • 高等教育研究
  • 教員養成・研修制度研究
  • 教員養成評価研究

この他に修士論文を作成するための指導を受ける「教育学特別演習」科目3科目を習得し、修士論文を執筆し、審査に合格する必要があります。修了に必要な合計単位数は30単位です。

教師教育学研究コースの指導に関わる主な教員

  • 坂野慎二教授
  • 佐久間裕之教授
  • 山口意友教授