スタンフォード大学における長期研修

2017.06.05

原田眞理

大学で長期研修を認めていただいたので、4月からStanford UniversityにVisiting Professorとして来ております。Stanford UniversityはSan FranciscoとSan Jose の間くらいにあるPalo Altoという場所にあります。こちらに到着して1ヶ月位以上が過ぎましたが、やっと生活のset upとIDの登録などが終わり、ラボで自己紹介のプレゼンをする程度まできました。今回私は、waitlistに数ヶ月のせて、やっと回ってきた大学のfacultyのためのアパートメントの1つに入りました。大学との関係の深さで家賃が設定されており、私はsecond priority、すなわち安い方から2番目なのですが、それでも都心のマンションよりずっと高いと思います。その分安全ではあります。また、大学はフリーシャトルを走らせており、利用者も多いのですが、やはり車がないと、生活はかなり不便です。そのために、車も購入しなければなりません。
大学や病院などの施設は巨大すぎて、1つ手続きに行くにも、地図やgoogle mapを片手に彷徨います。巨大というのは、たとえば、病院の駐車場(これもどこに駐車したかすぐわからなくなります)のエレベーターから病院の入り口まで小型救急車(patient tram)で、患者さんを送り迎えしています。
Googleといえば、ここはいわゆるシリコンバレーという場所ですが、mountain viewはgoogleのself driving carが走っています。CupertinoにはAppleが巨大な施設を持っており、それぞれがその町の学校にさまざまな寄付をしています。
また研究などについては続報を書きたいと思いますが、私が彷徨う大学のお写真と大学内の地図をお見せします。そして先ほど書きましたフリーシャトルMargueriteの路線図も添付します。米国内はもとより、世界各地から集まってきている学生やvisiting scholarはこの地図を片手に生活をスタートさせます。しかし、これは大学のキャンパスのみの地図であり、私の所属であるVA Palo Alto Health Care Systemは、この敷地とはまた別のところにあり、この地図には入っていないのです。皆さんも、stanfordの学生になった気持ちになって、いろいろな説明会が行われるbechtel international centerを探してみてください。