修士論文構想発表会を経験して

2021.05.26

玉川大学教育学研究科修士論文構想発表会が5月21日に開催されました。今年度は、出席できる学生は対面で、参加の難しい学生はオンラインでの発表を行いました。席は開けて、換気を行なって、スピーカーが変わるごとにマイクを消毒しながらと感染対策を万全にした中で実施され、コロナ禍でありながらも安心して参加をすることができました。関係者の方々にお礼申し上げます。

ハイブリッド形式の発表会でありながら、修士論文に取り組む学生たちの緊張感と一体感がつたわってくる会でした。先輩方の発表を聞く中で、私たちM1にとっては、大学院での授業と研究したい内容がどのように繋がるのかということに具体的に思いをめぐらす機会となりました。

玉川大学教育学研究科の授業では、学生の興味関心を深めることができる対話型の丁寧な指導が行われています。それらの授業と今回の修士論文構想発表会の内容から、今まで以上に今後何について、どのような調査・研究を行っていきたいのかを意欲的に考えることができたと思います。先生方からは、発表に伴ってそれぞれの学問領域の言葉の使い方、概念を研ぎ澄ますこと、自分は何をしたいのかを明確にしてわかりやすく伝えることなど、アドバイスをいただきました。そして何よりも研究するには、その研究意義についてしっかりと考えることが重要であることを学びました。

質疑応答では、学生からも活発な質問があり、本大学院が共に学び合える環境であることを改めて実感しました。先輩の皆様方からよき刺激を受けながら、来年の修士論文執筆活動を先生方のご指導のもと仲間と切磋琢磨しつつ楽しみながら行なっていきたいと思います。

文責 E.S.