令和4年度修士論文中間発表会が行われました

2022.10.25

令和4年度修士論文中間発表会が10月21日に行われました。今年度、修士論文の執筆に取り組んでいる教育学研究科の大学院生10名が研究発表を行いました。コロナ禍ではありますが、感染防止対策を行いながら、今回は全員が対面での参加となりました。

5月の構想発表会以降、研究が進み、一人ひとり内容が深まっている発表がされていました。発表の中では「なぜこの分析方法を採用したのか」、「この言葉を使った根拠について」など、一人ひとりの研究の色が表れていて、同じ教育研究科の研究でも、異なる視点での研究が知れたことはとても刺激的でした。
研究や授業を続けていくと、どうしても視野は狭く深くなりがちですが、こうした機会に、同じ教育研究科の仲間がどんなことに問題意識をもち、研究を行っているのかということを学び、知れる機会は貴重なものです。深く探求を続けていくことと、客観的に引いた視点から自分の論文を捉えていく2つの視点が重要であることを感じました。

教授からは、研究方法や対象に対して自分がどのようなスタンスで関わっていくのかが大切ということや、考察を深めていきながら、人に伝わる論文の作成をしていくことの重要性についてお話しいただきました。

M1の私たちも論文テーマを決め、見通しを持ちながら研究を本格的に始める時期となっています。今回のM2の方々の発表で学んだことを活かしながら、自身の研究を進めていきたいと身が引き締まった思いです。
改めてM2の皆様、この度は貴重な発表を聞かせていただき、ありがとうございました。

文責 M.N