「修了を祝う会」を終えて

2023.03.14

3月9日、令和4年度大学院修了式が行われ、教育学研究科では10名の先輩方が修士課程を修了されました。学位授与式後に行われた「修了を祝う会」では、一人ひとりに教授からメッセージと記念品が贈られ、先輩方も晴れやかな表情で研究活動の思い出や今後の進路についてお話をされました。アメリカからzoomで参加された先輩や、夜間コースだったためキャンパスには数えるほどしか来ていないと話される先輩もいらっしゃいましたが、共に学び研究活動を終えた皆さんには何とも言えない一体感がありました。一年を通じて先輩方の研究活動や修士論文発表会での姿を見てきた今、次は自分達の番だと身が引き締まる思いです。

この教育学研究科には様々なバックグラウンドを持つ学生がいます。乳幼児教育、初等教育、教育学、教師教育学、IB研究など専門分野が異なるだけでなく、ストレートマスターの学生や現職の教員、企業出身者など、年齢や経験も様々です。また先日は教職大学院の仲間と共に学校見学をし、意見交換をする機会もありました。私自身、専門分野の異なる仲間と学べる喜びを噛みしめながら日々過ごしています。「修了を祝う会」での教授のお話の中で、これだけ様々なバックグラウンドの方が集まって学んでいることはひとつの奇跡だとのお言葉がありました。また、10年先、20年先も大学院の時のつながりが重要になると話された教授もいらっしゃいました。多様なバックグラウンドを持つ仲間との学びを通じてできたつながりは、今後もきっと大きな意味を持つのだと感じています。私達M1の研究活動はまだまだスタートラインに立ったばかりですが、来年の今頃には清々しい気持ちで学位授与式を迎えられるよう、自分の立てた問いにとことん向き合い、仲間と切磋琢磨していきたいと思います。新学期を迎えるにあたり、気持ちを新たにした一日でした。

M2の先輩方、修士課程修了、本当におめでとうございます。これからのご活躍を心よりお祈りしています。

教育学研究科 IB研究コース M.A.