修士論文中間発表会2023＜前編＞

2023年10月20日(金)に令和5年度修士論文中間発表会が開催されました。5月に行われた構想発表会同様、「乳幼児教育研究コース」・「初等教育/教育学/IB研究コース」に分かれて発表が行われました。前編では、「初等教育/教育学/IB研究コース」会場での様子についてお伝えいたします。

前回の発表では、研究の方向性を明確にし、他者からの視点を得て研究を豊かにすることが目的として挙げられていました。その時から5ヶ月、目指すところは大幅にステップアップし、目的は“理論付けや分析の枠組みが十分であるかを振り返ること”と“比較を通して自身のタイムマネージメントを見直す”ことである旨の確認がありました。

先輩方は、研究の軸の再確認、これまで調査を行う中で明らかになってきたこと、今後の計画や分析の見通しなど、それぞれの段階に応じた内容の発表をして、真摯にフィードバックを受け取られているご様子でした。これを踏まえて、修士論文に関係する発表会は全て“形成的評価”の機会であると実感いたしました。この場をどのように活用するかということを、目的を意識しながら考えていくことが重要であると学びました。

M1も最初の修士論文題目提出を終え、いよいよ本格的に研究が始まります。私たちは、日々研究と対峙し結果を出そうと邁進されている先輩方を見てきました。既に研究のことで頭を抱えることもあり先行き不安ですが、先輩方のように日々振り返り、時には自分自身と向き合いながらも、常に前に進むことを考えていきたいと決意を新たにしました。

教育学研究科 IB研究コース A.S