2025年度 春学期の授業が始まって
2025.06.11

時が経つのは早いもので、2025年度春学期の授業が始まってから、まもなく2か月が経とうとしています。
修士課程の授業では、ディスカッションや反転授業などを通じて、多様な視点からの学びが広がっており、ともに学ぶ院生同士のやり取りの中で生まれる“化学反応”は、学びをより豊かにしてくれるエッセンスです。私自身、昼間と夜間の授業の両方を経験する中で、同じ授業でも参加者の背景や経験の違いから得られる気づきが大きく異なることを実感しています。年齢や職歴の異なる仲間たちとの出会いもまた、この2年間という限られた時間の中で得られる学びの一つなのではないでしょうか。
そのような多様な環境の中で、特に重要だと感じているのが「言葉にする」ということです。修士課程の授業では、時に内容が難解に感じられることもあります。しかし、自分の関心や専門分野に照らして考えたことを言葉にして発信することで、新たな視点や理解が生まれます。「考えたことを言葉にする」ことは簡単ではなく、思うようにできないことも多い一方で、その積み重ねこそが、より深い学びへとつながっていくと信じています。これからも仲間とともに、学びの場を大切にしながら、自身の成長に努めていきたいと思います。
教育学研究科 乳幼児教育研究コース H.K