2018年第2回FD研究授業
2018.11.30
平成30年11月29日15:00〜16:40
本年度二回目のFD研究授業を実施しました。
授業者は笠原陽子先生、授業は「教育課程編成の研究と実践」です。
この授業では、教育課程編成の意味、学習指導要領の歴史的変遷と特徴を概観し、実際の学校のカリキュラム編成の事例を考察するとともに、カリキュラムマネジメントの考え方を理解し、実務能力を身に付け、学校における教育課程編成の理論と実務を学習することとなっています。具体的には、「教育課程編成の意味」「学習指導要領の歴史的変遷」「学習指導要領の構成」「学校でのカリキュラム編成」「個に応じた教育課程」「カリキュラムマネジメントの研究と実務」「教育課程の評価と改善」について授業を行います。理論と実践との往還を図るため、事例研究・シミュレーション・グループ討議等の授業形態を取り入れた受講者参加型の実践形式での授業が展開されています。
受講者が、学習指導要領の歴史的変遷と特徴を概観し、教育課程編成の原理を理解するとともに、カリキュラム・マネジメントの考え方及び能力を身に付け、実際の教育課程を編成することができるようになることをねらっています。今年度は、現職院生が4名受講しています。
今回のFD研究授業は7名の教授が参観する中、次のような流れで実施されました。
- 1)
前時の確認
- 2)
各校のグランドデザイン(学校経営計画)を基に内容の確認
すでに取り組んでいることを 付箋に書き出す。
今後取り組む必要があることを 付箋に書き出す。 - 3)
グランドデザインを作成する
その後の事後検討会では、次のような内容で活発な意見が出されました。
- ①
そもそもグランドデザインが明確に定義されているのか。
- ②
講義間の連携が必要。
- ③
グランドデザインを自分なりにつくってしまってから、それとの過不足を検討してはどうか。
- ④
いずれにしても、読み取りやすいものを作らなければならない。
- ⑤
グランドデザインとカリキュラム・マネジメントとの関係性は?

