在学生・修了生の声

学部卒業者コース

標準履修(2年課程) 2023年修了

かねてから教職を志していた私は、二松学舎大学文学部を卒業後、玉川大学教職大学院に進学しました。大学で学んだ古典文学作品の魅力を、生徒にも感じてもらえるような授業をしたいと考えたからです。
教職大学院では、生徒が作品の価値に触れ、考えるための問いを研究しています。また、専門実習での経験から、発達障害や特別支援教育についても学んでいます。大学院に入学したときは教科の学びにこだわっていた私ですが、専門実習や日々の学びを通して、教壇に立つには幅広い知識・技能が必要であることを痛感しました。
教職大学院はこのようなニーズに応えてくれる場所です。自信を持って教壇に立つため、これからも広く学んでいきたいです。

標準履修(2年課程) 2025年修了

玉川大学教職大学院のカリキュラムには“理論と実践の往還”を強く感じます。
1年の春学期には、必修科目で学校経営から教科指導、生徒指導の学修に加え、自身の興味のあるコースに合わせて学修を進めます。 1年の秋学期には、約3か月の教職専門実習があり、これまでの学びや経験をすべて活用して臨むとても貴重な経験でした。
教職大学院の生活を通して、教育に関して専門の先生からご指導をいただけるのはもちろんのこと、院生同士で議論しながら新たな気づきがあることも玉川の教職大学院ならではの魅力です。

実践教育プログラム(教育・連携プログラム) 2024年入学

学部での教育実習の経験を通じて、「児童に寄り添い、学ぶ楽しさを伝える授業づくりができる教師」になりたいと感じ、教職大学院に興味を持ちました。進学時に開始された「教育・連携プログラム」は、専門教養科目の早期履修と学校現場での実務経験により、実践力を養うことができます。
現在は大学院2年目となり、小学校での担任業務も行っています。教材研究や子ども理解に行き詰まった時には、大学院での学びが、自分の実践を後押ししてくれる場面が多くあります。そうした理論的な視点は、日々学校現場で直面する出来事を見つめ直し、自分自身を問い直すきっかけにもなっています。今後も「理論と実践の往還」を日々実感しながら、教師としても学び続けていきたいです。

玉川5年プログラム 2025年修了

教職への思いが強い分、大学院の2年間という時間は長く感じられ、進学へのハードルもありましたが、玉川大学教職大学院では5年プログラムがスタートすると聞き進学を決めました。
大学院では、学習者一人一人の多様な読みの交流を通して言葉の世界を深める文学の授業を実践するための具体的な手立てや理論を中心に学びました。
玉川大学教職大学院は、私にとって、自分の関心に打ち込むことができ、またそれを教授や学生の皆さんから応援していただける素晴らしい環境です。このような恵まれた環境で、実践的指導力の向上に励むことができました。

現職教員コース

標準履修(2年課程) 2021年修了

休職による研修制度を利用して、2年課程で学んだ埼玉県の教員です。 1年目は授業による新たな知見の獲得に集中し、通常の履修に加え、多くの授業を聴講しました。2年目はそれを土台に、学校課題研究に集中して取り組み、高度な専門性に加え、研究力を身につける教職大学院らしい学びが実現できました。このような学びは、2年間という時間と、教授とのマンツーマンに近い手厚い指導で可能になりました。
私費での学修となりますが、玉川独自の奨学金の援助もあります。2年間での履修もお勧めです。

短期履修(1年課程) 2021年修了

これまでの教職経験を生かし、より高度な専門性や指導力を身に付けることを目指し学びを充実させました。
講義は少人数形式で、意見を交換しやすい雰囲気の中、最新の教育理論や技術に関する知識を得ることができました。また、教授の先生方と学生の距離が近く、研究を進めていくうえでの方法や視点について親身にご指導いただくことができました。
理論と実践、研究と学校現場をつなぐスクールリーダーとしての「教育のプロフェッショナル」を目指して学びを深めることができました。

短期履修(1年課程) 2022年修了

学校現場で日々感じる「なぜ?」「もっとこうしたい!」という課題意識。それを教職大学院では、時間をかけて深く研究できます。自身の経験知に学術的な視点が加わることで、課題解決への道筋が明確になりました。現場実践と研究を結びつけ、自校の教育改善に繋げられたのは大きな成果でした。これまでの実践経験を土台としながら、最新の教育理論や研究動向に基づいた指導を受けることで、自身の教育実践を客観的に評価し、改善する視点を得られました。経験だけに頼らない、根拠に基づいた指導力を身につけられたことは、今後の教員人生において大きな強みになっていると確信しています。

短期履修(1年課程) 2023年修了

これまでの教職経験や社会的背景をふまえた上で、教育課題を的確に捉え、解決するための理論や技法を学ぶことができました。また、研究指導はほぼマンツーマン、講義も少人数制で個のニーズに対応した指導を受けることができました。さらに、「教育養成の玉川」としての伝統と実践を踏まえた教育を最大限に体感することができました。
音楽教師としての経験から、大学生との第九合唱への出演につなげていただいたこと、国際バカロレアコースを受講し教員資格を取得できたことも財産となりました。
勤務する港区では教育課程特例校として国際理解教育を推進しており、教職大学院でのすべての学びが現在の指導主事の職務につながっています。