阿久澤教授が「日本学校心理学会」研修会で講演しました。

2012.05.01

「日本学校心理学会」の第36回研修会が、4月29日(日)午後、筑波大学東京校舎文京キャンパスで開催され、阿久澤教授が『特別支援教育は“特別”なの?~特別支援教育の課題と展望~』と題する講演を3時間にわたり行いました。
特別支援教育が制度化されて5年。この5年間を振り返りながら、新たな課題と今後について学校現場からの視点で整理し、いわゆる軽度の発達障害児の問題となる行動の意味を明らかにし、どのように指導するかをわかりやすい言葉で講演しました。また、指導の難しい子どもたちの大半が、発達障害でも何でもなく母子関係の悪い子どもたちであるにもかかわらずその対応ができていないことなどについて、具体例を挙げて話しました。
講演終了後、多くの参加者から個別の相談を受けるなど、研修会は好評のうちに終了しました。